主な活動場所
株式市場、先物・オプション市場

 28500円まで戻るのか? 

2021-07-12
 おはようございます。
 
 昨日はまさに「夕立」という感じだったが、残念ながら虹はみられなかった。セミが鳴き始め雷がなっていよいよ梅雨明けということで今年も暑い夏になりそうだ。株式市場は世界同時株安も瞬間的となり、今週はまずは戻りを試す動きから始まりそうだが、どこまで戻すのかが注目される。いっこうに新型コロナウイルス感染拡大が止まらないのでなかなか「次」にいけないということなのだろう。
 
 日経平均が3万円を超えるという局面は既にコロナ後をにらんでいるとしても、米国のダウ平均などが最高値を抜けているということはやはり、買われ過ぎということなのだと思う。買われ過ぎのバブル相場はまた大きく下落するということになるのだろう。どこでまた急落が始まるのかということなのだと思う。金利と株価の関係もいずれ金融緩和が終了するということももう一度考えさせられることになるだろう。

27,500円水準で下げ止まったことで買戻しを急ぐ動きとなっている。戻りがどこまでかを確認することになるのだろうが、夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物が28,500円まで戻してきており、ここが上値となるのか、さらに戻り28,800円あたりが上値となるのかを確認することになるのだろう。
 
週末の米国株が堅調となったことや夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物が大きく上昇していたことから本日の日本市場は買い先行となりそうだ。積極的に買い上がる材料があるということでもなく、特に週末と何も変わらないのだが、売り一巡となったことや米国債の買いも止まったことなども要因となり、買戻しを急ぐ動きになるのだろう。
 
先物・オプション戦略とすれば、日経平均の保ち合い水準を確認する状況であり、28,500円が高値となるのか、安値となるのかわからない状況だと思う。恐らく、28,500円や28,800円が上値ということなのだろうが、さらに上値を試す可能性もあり、先物よりもオプションの方が戦略が立てやすいと思う。
 
動き出すと大きく動く可能性もあり、オプション戦略もコールもプットも売り買いを組み合わせて損失限定という形が良いと思う。日経平均が安い水準でコールを買った人はコール売りを考え、プットを売った人はプット買いを考えるというような感じでいいのだと思う。
 
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