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株式市場、先物・オプション市場

 下値の節目を確認する展開に・・・ 28,500円が節目となるか!?

2021-07-14
 おはようございます。
 
 梅雨明けという感じなのだがなかなか今一つというような気もする。株式市場もしっかりと反発となってきているようで、すっきりとした「青天井」というにはほど遠く、まだまだ波乱もありそうだ。米国株なども買われ過ぎ感が強く、5月の急落にみられたように、決算期待で買われ、発表で売られ、そして金利が上昇して売られるということになるのではないかと思う。
 
 ここ数年というか十数年は四半期決算ということでの四半期周期の流れとなっている感じでもある。年金の運用成績さえ四半期でどうのこうのという感じだが、そろそろ四半期で大騒ぎするのではなく、大きな流れのなかで動いてもいいのではないかと思う。そう考えると近い将来で金融緩和が終了するということになるのだろうし、世界的な金余りがいつまでも続くということではないのだから、いつまでも「適温相場」といっていないで、次に備えることも必要だと思う。

28,800円がいったんは上値ということになりそうだ。今度は再度下値を試すことになりそうで、28,500円水準で下げ止まるのかどうかが注目される。あっさりと28,500円を超えてきたが、あっさりと28,000円近くまでの下落となるのかどうかが注目される。まずは28,500円の攻防ということなのだろうが、28,500円水準では下げ渋ることになるだろう。
 
米国株が手仕舞い売りに押されて冴えない展開となったことから本日の日本市場は売り先行となりそうだ。先週末までの下落の反発局面での戻りを試す動きだが、とりあえずは戻り一服ということになるのだろう。日経平均に影響の大きな銘柄の中に値動きの悪いものが多く、TOPIXは案外底堅さがみられるということかもしれない。
 
少なくとも上値は重いという戦略で良いと思う。ここでコール売りというよりはベアスプレッドを作るということで良いのだろう。少なくとも積極的に買い上がるということでもないので、コール売りでもいいかもしれない。
 
日銀の金融政策決定会合で大きく動く、特に下に動くという見方もできそうで、プットオプションを買っておくという手もありそうだ。株式を多く保有しているような場合はコール売りとプット買いを組み合わる「カラー取引」でもいいだろう。
 
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