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 28,500円で下げ止まるのか!? 引き続き日経平均の上値は重い!?

2021-07-15
 おはようございます。
 
 蝉の声もまだまばらで鳥の声の方が大きいが、まだはっきりとしないものの明るい空となっている。株式市場も堅調な展開ではあるものの今一つ盛り上がりもなく、特に何がどうしたということで買われるということでもなく、決算発表が本格化するところでまだまだ方向感が見えてこない。
 
 米国株などは「適温相場」というバブルだと思うし、日本市場の「日経平均バブル」が弾けたと考えていいだろう。2000年4月に高値を付けたあと、30銘柄の入れ替えで大暴落となったが、今回の株価算定基準の見直しもこれまでの日経平均に影響の大きな銘柄だから買われるというようなバブルが弾けたということなのだと思う。当面日経平均の上値は重いと思うが、本日引け後のファーストリテイリングの決算を見て株価がどのように反応するかでバブルが弾けたののかどうかわかると思う。

28,500円での底堅さが確認できるかどうかということになるだろう。まずは28,500円と28,800円をどちらに抜けるかということであり、その水準を抜けると下値は28,000円、上値は29,000円という保ち合いとなるのだと思う。
 
米国株はまちまちとなり、上値も重くなったが日本市場は特に売り急ぐということでもなく、本日も下値の節目を確認するような動きとなるだろう。日銀の金融政策決定会合が始まり、金融政策の発表を控え、決算発表も3~5月期決算の発表から4~6月期決算の発表が始まるところで、買い急ぐことは少ないのではないかと思う。ここのところの冴えない展開で空売りも減少していると思われ、買い戻しよりは戻り売り、見切り売りが嵩んでくるのではないかと思う。
 
引き続き上値が重いという戦略で良いと思う。下値を試すところでコールオプションは売り難いと思われ、28,500円を試すところでプットのスプレッドなど売り買いをするということで良いのだと思う。
 
日銀の金融政策決定会合を控えているが、特に動きは見られないということでいいだろう。明日の昼までに堅調であれば、下落を考え、下落していれば上昇を考えて対処をして行く。本日も安くなればプット売り、コール買い、高くなればプット買い、コール売りのタイミングということだ。
 
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