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株式市場、先物・オプション市場

 引き続き27,800円で上値を押さえられる展開か!? 上値の重さを嫌気して売られそうだ・・・

2021-08-26
 おはようございます。
 
 立秋もとうに過ぎ暦では秋なのだが、相変わらず蝉の声は喧しく、暑い日が続いている。株式市場も米国市場は史上最高値更新となる指標も見られるなど目先的な過熱感などものともしないという雰囲気になっている。バブル相場であることは明らかだが、金融緩和の縮小懸念が薄れていることが要因と思われる。ただ、買戻し一巡となったところで高所恐怖症にならないとも限らず用心するにこしたことはないだろう。

 杞憂というと悪い意味で使われるが株式投資では慎重に事を運ぶということも大切だろう。そして、買いつくした銘柄はさらに上値を買う人がいなければ下落するのは自明であり、どこまで買う人がいるのかを考えて目先的な投資をすると良いと思う。上がるから買う、買うから上がるという状況は上昇相場の最終局面だと思われる。そうした状況にあるのかどうかをしっかりと見極める必要があるだろう。

27,800円が節目として意識されており、本日もここを抜けるかどうかということになる。抜けてくれば28,000円を意識する水準まで上昇となるのだろうが、抜けないと27,500円での底堅さを試すことになるのだろう。いずれにしても上値の重い展開から下値を試すことになるかもしれない。
 
米国株が堅調、夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物も堅調だったことから本日の日本市場も買い先行となりそうだ。ただ、新型コロナウイルス感染拡大が止まらない中で米国でも目先的な過熱感が強く、上値の重い展開となりそうだ。売り急ぐ材料もないかわりに買い急ぐ材料もなく、割安銘柄や出遅れ銘柄などは買い直されるのだろうが、高値圏にある銘柄などは手仕舞い売りに押されることになるだろう。日経平均に影響の大きな銘柄は値動きの悪さから売られる傾向にあり、日経平均は冴えない展開となりそうだ。
 
日経平均はさらに上値が重くなりそうだ。買戻しで指数を押し上げるほど空売りも積み上がっておらず、引き続き上値の重い状況には変わりないだろう。堅調となる場面ではコールオプションを売るとかプットオプションを買うという戦略で良いと思う。
 
ボラティリティーが低くなっていることもあり、オプションを売り難い状況だが、逆に売りで対処する方が利益が出やすいということだ。売り難いということであれば、米国株の過熱感などを考えればプット買いなどで急落に備えるという手もあるだろう。
 
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