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株式市場、先物・オプション市場

 30,000円を一気に抜けるのか!? それとも上げ一服となるのか・・・ 寄り付き直後からの動きが問題!!

2021-09-06
 おはようございます。
 
 このまま冬になってしまうのではないかと懸念しますが、そうでもないとのこと、少し安心しました。株式市場は月初の買いに続いて菅首相退陣ラリーとなるのかどうかということで、これでまた、日経平均3万円、高値更新と大騒ぎする向きも多いと思います。日経レバレッジの空売りも増えており、さらにここから空売りが増えるかどうかということになるのでしょう。

 米国株の上値が重く、ソフトバンクGの株価がいっこうに上がらないということも考えても良いと思います。それでも昨年11月はソフトバンクGの株は上がらず、ファストリに加えて、東京エレクトロンやファナックが日経平均を押し上げました。業績面から上値の余力が小さい両社ですが、どこまで日経平均を押し上げられるのでしょうか?それを考えると案外ここらあたりが良いところかもしれません。空売りが積み上がるのかどうかということで空売りが積み上がれば3万円を超えるということでしょう。

28,500円どころから一気に29,000円を超え、夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物では29,500円までも抜けてきている。ただ、さすがに29,500円水準が節目として意識されると思われ、後は29,000円台をキープできるのかどうかということになるのではないかと思う。空売りの積み上がり状況次第と思うが、空売りが積み上がらなければすぐに手仕舞い売りに押されて28,500円程度まで下落となるのではないかと思う。
 
週末の夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物が高かったこともあり、本日の日本市場も買い先行となりそうだ。ただ、空売りの買戻しが中心、日経平均中心の動きと思われ、高くなったところで買戻し一巡となるか、さらに空売りが増えるかで動きが変わってくるだろう。買戻し一巡後は上値も重くなるのだろうが、下がれば買いという感じで下げ渋りとなるのではないかと思う。日経平均採用銘柄の入れ替えの話題などが出れば一転して売り急ぐ場面もあるかもしれない。
 
いずれにしてもさらに大きく上昇して3万円を目指すのか、ここから上は重いとして再度28,500円程度までは下落となるのか、ということになるので、ボラティリティーがあまり上昇しないようであればコールもプットも買いが正解ということになりそうだ。
 
株式の持高が多い場合にはプットの買いでも良いのだろうが、コールのボラティリティーが大きく上昇するようであれば、コール売りも考えてみても良いと思う。上値が詰まった瞬間から大きく下落するということもあるので、先物を買っている場合でもコール売りでヘッジをするという手もあるだろう。
 
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