主な活動場所
株式市場、先物・オプション市場

 動き難いところであるが、それだけに意外高や意外安にも注意が必要!!

2021-10-14
 おはようございます。
 
 今朝はまだ曇っていて寒い朝だが本来はこれが普通ということなのだろう。株式市場も9月の急騰から急落となったが、本来はこの水準が妥当ということなのかもしれない。株価はいくらが適正かというようなことは永遠の命題のような感じだが、少なくとも「日経平均」という場合には日経平均に影響の大きな銘柄がどうなるかということで上げ下げするものと改めて認識しているといいだろう。

 9月から10月にかけての乱高下は日経平均の配当取り、そして銘柄入れ替えなどが影響しているとすれば、ここからはやはりインフレと企業業績ということになるので、好業績銘柄で割安感が強い銘柄、そしてインフレメリットがある銘柄などが買われるということになる。そして、インフレに強い銘柄割安銘柄は日経平均に影響の小さいものが多いので、日経平均の上値は重いが堅調な相場ということになるのではないかと思う。特に決算発表が始まるところでもあり、個々の業績で日経平均が動くということも頭に入れるべきだろう。
 
28,500円水準が上値、下値は28,000円という感じだ。この保ち合いをどちらに放れるかということだが、28,500円を超えるような展開になれば一気に29,500円水準まで上昇という可能性もある。逆に28,000円を割り込むと27,500円~28,000円あたりでの保ち合いとなるのではないかと思う。
 
米国市場がまちまちとなり、調整一服感が出たことから日本市場も調整一服となりそうだ。ただ、積極的に上値を買い上がるというほどの材料もなく、指数は小動きとなりそうだ。小売銘柄の決算発表はある程度織り込み済みという感じでもあり、特に意識されるという感じでもない。目先の需給で上がるから買う、下がるから売るというような動きがまだまだ続くのだろう。指数の上値は重そうだが、底堅さが見られるものから買い直されそうだ。
 
28,500円に近づくところでは売り上がりということで良いだろう。とりあえずは昨日の高値水準までの上昇と考えて28,300円を超えて来ればコール売り、プット買いを考えてみても良いと思う。ただ、急落となりそうでもなく、コール売りの方に分がありそうだ。
 
逆に28,000円を割り込むということであれば、コール買い、プット売りを考えて見るといいだろう。これもまた、コール買いよりはプット売りの方に分がありそうで、28,000円水準でプット売りをしても良いかもしれない。ただ、いずれにしても慎重に意外高、意外安も頭にいれてポジションを作ると良いだろう。
 
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