主な活動場所
株式市場、先物・オプション市場

 再度上値を試す展開で29,000円台回復が期待されるが・・・ 上値の重い状況は変わらない!?

2021-12-23
 おはようございます。
 
 今朝もとてもいい天気で風もないようで穏やかな一日が期待される。株式市場も米国市場は相変わらず堅調ということで日本市場も連れ高が期待される。ただ、調整感が出ている買われ過ぎ銘柄などは買われすぎには違いなく、積極的に買い上がる材料もないので、買戻し一巡後の動きが気になるところだ。

 そろそろ来年の話が出て来る時期だがその前に月末の売り、月初の買いのパターンはまだみられると思うので掉尾の一振は期待できないものの新年高は期待でるのかもしれない。昔のように大納会、大発会という意識も薄いし、年末・年始休暇も短いので「年末だから」とか「新年だから」ということでもないのかもしれない。それでもやはり「来年は・・・」と考えてもしっかりと買い上がるというよりは、売られすぎた銘柄のなかから来年活躍しそうな銘柄を探して投資をするということで良いと思う。
 
再度上値を試す動きになりそうだが、引き続き29,000円を意識する水準が上値となると思う。29,000円前後の節目を抜けるだけの材料にも乏しく、クリスマス休暇、年末年始ということで腰の据わった買いも入り難いと思う。掉尾の一振があったとしても上値は29,000円前後なのだと思う。上値の重さが確認されると再度28,500円や28,000円までの下落もありそうだ。
 
米国株が再度大きく上昇となったことで今度は連れ高となりそうだ。ただ、やはり積極的に買い上がる材料もなく、オミクロン株の感染拡大が懸念されるなかでは上値を買い上がることにはならないのではないかと思う。半導体関連銘柄などがどこまで指数を押し上げられるかということであり、買われすぎ銘柄の買戻し一巡となった後に再度売られるのかどうかということなのだろう。
 
再度上値を試す展開となりそうだが、上がれば売りということでコール売り、プット買いのタイミングを見るということでいいのだろう。しっかりと29,000円を抜けたということを見極めてからでも買いは遅くないと思う。逆に抜けるとの思惑だけで買うと、月末の売りなどに押されることになりそうだ。
 
新規上場ラッシュも今のところうまく行っているようだが、売り気配から始まるような銘柄も見られ、こうした新規上場に参入する資金も限られているなかで、そろそろ塩漬けの心配となる向きも多くなりそうだ。上場高値という銘柄も多くなりそうで株式市場に取ってはネガティブ要因ということだろう。東証マザーズ指数は昨日は反発となったが、まだまだ調整は続くと思う。
 
詳しくは無料メルマガをご覧ください。
 →  https://s-pyxis.com