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株式市場、先物・オプション市場

 29,000円まで到達するのか!? そして29,000円台が定着するのか!? 手仕舞い売りに押されるものも多くなりそうだが・・・

2021-12-24
 おはようございます。
 
 日中は暖かいが朝はとても寒く、まさにクリスマスの季節という感じだ。米国株はクリスマスを前に堅調な展開となっており、日本市場も戻りを試す動きとなっている。ただ、閑散とした状況で全く盛り上がりも見られない。以前は株式市場も何らかのテーマを見つけては盛り上がるということもあったのだが、今はそうしたテーマでの盛り上がりというものが見られない。

 アルゴリズム取引やAI投資などが主流ということなのだろうか、特にテーマを探しては物色するということでもなく、何か材料が出ても長続きもせず、単純に上がるから買うということが多いような気がする。さらに、以前は下がるから売ると言っても持っているものを売るだけだったが、今は信用取引での売りなども多く、今度は逆に空売りが多いと上昇要因となったり、いずれにしても目先の値動きだけという感じだ。そうした変化にしっかりとついて行けばいいのだろうが、目先の値動きについていけないとすれば、しっかりと企業価値を測り、割安銘柄に投資をするということで良いのだと思う。
 
引き続き29,000円前後の節目が意識されると思われ、上値の重さが確認されると売り急ぐ場面も出て来るのではないかと思う。まだまだ保ち合いが続くと想定しておいて良いのだと思う。下値が28,500円なのかさらに下がるのか、あるいは保ち合いの中心が28,000円~28,500円なのか、28,500円~29,000円となるのか、ということだと思う。
 
本日の日本市場は米国株が堅調となったことで買い先行となりそうだ。ただ、週末ということや昨日までも既に大きく反発となっていることなどから手仕舞い売りに押されるものも見られそうで、昨日同様に閑散としたなかで買戻しが入るのか、手仕舞い売りが嵩むのかで相場全体の方向感が出るのだろう。
 
28,500円を超えての売り上がり継続で良いと思う。コール売り、プット買い、特にコール売りのチャンスではないかと思う。週末ということでもあり、来週になると月末・年末の売りも懸念されることになるので、利益確定を優先しても良いのだろう。
 
新規上場ラッシュも本日がピークということだが、目先的な回転が止まると一気に売られるというものも出てきそうだ。資金の行き場を探して小型銘柄も右往左往することになりそうだ。新規上場株も落ち着いてから投資の原則に戻って、業績面から見直しが必要だと思う。
 
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