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株式市場、先物・オプション市場

 今日も閑散小動きと思っていると・・・ 動いた方に大きく動くことになりそうだ・・・ でも上値は重い!?

2021-12-27
 おはようございます。
 
 今朝も良い天気で日差しが暖かいが陽のないところでは凍るような寒さだ。日本海側は大雪で大変なようだが、株式市場はクリスマス休暇、年末・年始休暇ということで閑散小動きとなっている。動きがないから動かないということで閑散としているので、いったん動き始めると大きな動きになるのかもしれないが、まずは閑散小動きということを前提に本日の相場も考えてみると良いと思う。

 じっくりと腰を据えて買うには売り物が少ないということになり、目先的に値動きの軽い銘柄に買いが集まるということになるのだろう。新規上場ラッシュも先週がピークで今週はいよいよ年末モードとなるので、さらに市場参加者も限られるのだと思う。目先的な値動きを追う参加者ばかりで、まずは先週木曜日や金曜日と同じように冴えない展開になるのだろう。
 
29,000円を抜けるのが来年になってからということであれば、まずは下値を試すことになるのだろう。上値の29,000円というところは良いとして、下値が28,500円程度で収まるのかそれとも28,000円まで下落となるのかということだが、いったん28,000円あたりまでの下落はありそうだ。
 
先週は米国株が大きく上昇したこともあり、日本市場でも連れ高となったが、週末にかけて上値も重く、積極的に買い上がる材料もなく閑散とした状況だ。今週は年末・年始での持高調整が中心となるのだろうが、月末売りに対する警戒と、月初買いに対する期待が交錯し、動いた方に大きく動くことになるのだろう。ただ、上値は29,000円水準を抜けるのは来年となるのだろうし、いったん下値を試すことになると思う。
 
引き続き保ち合いを前提に28,500円から上値は売り目線、下なら買い目線ということで良いと思う。コール売りで利益が大きく出ている場合でも買戻しよりもコール買いを組み合わせておくということで言いのだと思うし、逆にプット売りで利益がでている場合も買戻しよりはプット買いが正解ではないかと思う。
 
保ち合いを放れるということも念頭に置いての対処のしかたになるが、年末にポジションを持ち越すという前提での話だ。もちろん、年末を持ち越さないということであれば、本日から利食い先行で良いと思う。逆に損している場合でもヘッジをかけておいて、どちらに転んでも良いというようにして年を越すということで良いのだろう。
 
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