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 上値を試す動きになるのだろうが・・・ 29,000円を超えるのか!? 保ち合いを放れるのか!?

2021-12-28
 おはようございます。
 
 いい天気に騙されるな!という感じで外はとても寒いのだが良い天気になっている。株式市場も指数だけ見ると米国では高値を試す動きになっており、強気に見たくなるところだが、個々の銘柄を見るとまだまだ戻し切っていない銘柄も多く牽引役もしっかりと牽引が続くのかどうかというところまで買われている。

 ここからさらに上昇するということで米国株が買われているというよりは売られたから買われているというものが多いのだと思う。しっかりと業績がついてくるのかどうか、今は一服となっている金利がさらに低下するのかどうかなどまだまだ波乱となることもありそうだ。加えて、年末年始ということでの持高調整などがみられるので、やはり当初の予定通り、年初からの動きでしっかりと来年の方向を見極めるということで良いのだと思う。年内に買っておかなければならない買いが株価を押し上げるということもあるのだから、それに付き合う必要はないと思う。
 
29,000円を抜けないと思っていたが、夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物が抜けかけており、空売りの買戻しを急ぐ動きとなれば抜ける可能性も出てきた。ただ、本日が年内受け渡しの最終売買日であり、手仕舞い売りに押されるものも出てきそうでやはり上値は29,000円あたりで押さえられるのではないかと思う。半導体関連銘柄などに空売りが積み上がっていれば29,000円を抜けてくるのだろう。
 
クリスマス休暇明けの米国株が高く、夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物が上値の節目とみられる29,000円水準まで上昇しており、本日の日本市場も買い先行となって上値を試す動きになりそうだ。昨日までは閑散小動きとなっていたが、IPO市場に回っていた資金などが改めて値動きの軽い半導体関連銘柄などに向かうのかどうかが注目される。
 
米国株高から堅調な展開が期待されるがまだ上値は重いと思う。節目とみられる29,000円を試すのだろうが、保ち合いの上限と考えてみても良いと思う。年末高、年初高に期待したいところではあるが、いったんは利益を確保するということで良いと思う。
 
上値の節目を抜けてからの買い直しでも良いと思うので、いったんは上値という判断でコール売り、プット買いを考えても良いだろう。年末年始が高いかもしれないということを考慮にいれながら、ヘッジもかけておくという作戦だ。
 
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