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株式市場、先物・オプション市場

 オプションSQ後の動きに注目!! ファストリの決算は盛りすぎだと思うし、値上げは失敗に終わると思う・・・

2022-01-14
 おはようございます。
 
 今朝も綺麗な朝焼け、見事に空がグラデーションとなっていた。とても寒い朝だが陽に当たっていると暖かい感じだ。株式市場も米国のテクノジー株などを中心に猛吹雪となっているが、日本の銀行株などのように割安感が強い銘柄は順調に買い直されている。マスコミやしたり顔の株式評論家、証券会社のストラテジストなどは銀行株はだめだ駄目だと言っていたが、そう言っていた人達はどう対処しているのだろう。

 だいたい、株式市場は「人のゆく裏に道あり花の山」となることが多く、マザーズ銘柄だから、東証プライム市場から外れるということで売られているような銘柄に大きく反発する銘柄、売られ過ぎ銘柄も交じっていると考えるのもいいのだろう。今更銀行株が云々と言われても既に利益確定の場を考える、あるいは投入資金に対して配当も良い状態で買っているのだから保有継続しておくということで良いのだろう。銀行株など利益の出ている株を抱えて、コールを売るというような戦略も良いと思う。
 
終わってみれば、という感じで28,500円を割り込んで、28,500円が節目として意識されている感じだ。28,000円台が居心地が良いという感じで上値は重く、再度下値を試すことになる。引き続き前提としては28,500円~29,000円を中心とした保ち合いで上下に振れやすいということなのだと思う。
 
米国ナスダック指数が大きく売られたこともあり、日本市場でも引き続き買われすぎ銘柄、高PER(株価収益率)銘柄などを中心に調整となりそうだ。割安感が出た銘柄で指数を下支えする形で下げ渋りとなるのだろうが、指数に影響の大きな銘柄は高PER銘柄も多く、少なくとも日経平均は冴えない展開となるのだろう。オプションSQ(特別清算指数)算出が終わった後に買戻しなどがみられるのか、あるいは売り直されるのかというところも注目される。
 
オプションSQの売り買いが終われば、今度は週明けからの日銀の金融政策決定会合に注目することになるのだろう。少なくとも金融緩和の深化があるわけでもないので、どちらかというと手仕舞い売りを急ぐことになるのだろう。戻れば売りという雰囲気になって来るのだと思う。
 
日銀の金融政策決定会合が終わるまでは積極的に変えず、決算発表も本格化してしてくるところでもあり、なかなか買い難い状況だと思う。ただ、地銀などバリュエーションから見て割安感が強い銘柄などは資金回避的に買われるのだと思う。ここで大きく下落することになれば、いったんはプット売り、コール買いということになると思う。
 
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