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株式市場、先物・オプション市場

 さすがにもういいところだと思うが・・・ 29,000円で打ち止め!?

2022-08-17
 おはようございます。
 
 お盆も過ぎたが、いっこうに涼しくもならず、相変わらず蝉の声も喧しい。株式市場も特に買い上がる材料はないと思うのだが、指数ばかりが上昇するという状況になっている。昨年9月の急騰相場に見られるように、買い材料がない中での急騰は単純に上がるから買うということなのだろう。加えて、買い材料のないなかで指数が上昇するから買い戻し一巡となると一気に売られるということになるのだろう。

 米国の小売株が予想を上回る決算を発表したが、その割にはハイテク銘柄などが買われないということも注目した方が良いだろう。買い戻し一巡となると一気に売られた、一気に売られると今度は再度買い戻されるということを見ても目先の需給だけで動いているということになる。日経平均に影響の大きなソフトバンクGの株を大株主が売却するというニュースや中国の計画停電の話題なども本来であれば大きな売り材料として捉えられるのではないかと思う。そして目先の需給だけでの相場であれば、買い戻し一巡となると一気に調整となるものだ。
 
昨日は冴えない展開で上値の重さも見られたが、本日は再度29,000円を試すことになりそうだ。米国消費の底入れ期待はあるものの、特に買い上がる材料がないので、29,000円をつけたらつけたで達成感から手仕舞い売りに押されるのだろうし、つけなければつけないで失望感から売られるということになりそうだ。大きな陰線にならなければ良いが、大きな陰線というようなことになればここが当面の天井となるのだろう。
 
米国株はまちまちだが、夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物が高いことから本日の日本市場は買い先行となりそうだ。ただ、指数に影響の大きな銘柄への大株主の売却のニュースや原油価格の下落に見られるような世界的な景気鈍化懸念が払しょくされたということでもなく、上値を買い上がる材料には乏しい。引き続き目先の需給での指数の押し上げという相場であり、ちょっとしたセンチメントの変化で上値の重さを気にしながら調整となると思う。
 
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