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株式市場、先物・オプション市場

 28,000円を超えてくるか!? 上値は重いと思うが・・・ 空売りが減っているので買い手がいない!?

2022-09-15
 おはようございます。
 
 今朝も曇り空ですっきりとせず、「秋晴れ」とはいかないようだ。台風もきているみたいで、せっかくのシルバーウィークの消費も期待できそうもない状況だ。株式市場も米国株の暴落を受けて調整感が強まっているが、もともと買われすぎている銘柄が多かっただけに早晩調整が必要ということだったのだろう。それよりもやはり香港株の低迷に見られるように中国の景気動向も気になるところでもあり、ここから共産党大会や国慶節などを迎えるところで景気の悪さが取りざたされると日本企業への影響も取りざたされるのではないかと思う。

 加えて、円安に対して介入の噂も高まっているが、じっさいに介入で何とかなるということでもなく、今度は円安効果が薄れるとか、金融緩和の終了を考えるというようなことも出てくるのではないかと思う。そうなると株価の回復もままならず、調整が続くと考えても良いだろう。唯一買い材料となるのは空売りの買い戻しということであり、空売りが積み上がらない限り上がらないということになる。昨日の暴落で日経平均レバレッジの空売りが減少して買いが多くなっており(日証金ベース)、買い戻し一巡感からの戻り売り、手仕舞い売りには要注意だ。配当取りの動きで振れが大きくなるかもしれないし、まだまだ波乱もあるということで大きく下がった場合に高配当利回り、好優待銘柄に注目していればいいのではないかと思う。
 
調整感が出始めていたところでの米国株の暴落で再度調整感が強まっている。目先的にもまずは28,000円台回復となるのかどうかということであり、回復しないとなると下値を試す動きとなって、まずは27,500円あたりまでの調整となるのだろう。基本的には27,500円~28,000円を中心に上下500円程度の振れ幅に余裕を持ってみていれば良いのではないかと思う。下落の際には大きくなる可能性も高いという認識も必要だろう。
 
米国株が下げ渋りとなったことで、本日の日本市場も戻りを試す動きとなりそうだ。ただ、まだまだ米国株の調整感が強いことや利上げの影響が懸念されるなかで上値を積極的に買い上がるということでもなく、昨日の暴落のなかで買い戻しが進んだ銘柄などもあり、戻りは鈍いと思われる。戻りの鈍さが嫌気されて売り直されるということもありそうだし、日経平均の銘柄入れ替えの影響でも売り先行となりそうだ。一方で、昨日同様に高配当利回り銘柄、好優待銘柄などには買いも入るものと思われ、指数の下支えとなるだろう。
 
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