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株式市場、先物・オプション市場

 大暴落となるのだろうが・・・ 高配当銘柄とか株主優待銘柄は買い場ではないかと思う。

2022-09-14
 おはようございます。
 
 今朝は幾分涼しいがそれでもまだ蒸し暑い日が続いている。株式市場は米国株が大暴落となった。利上げが大きくなるのではないかということで消費者物価指数(CPI)の発表を受けて売られたわけだが、そもそもが買われすぎということだったのだと思う。金融緩和の終了が続き、世界的な金余りの終焉がはっきりとしているのだから、リスクの高いものから資金が逃避するという流れは変わらないだろうし、リスクの低いものであっても金融当局の資金吸収が見られるわけだから、お金の流れとしては株式市場などはマイナスということだろう。

 ゴルディロックスバブルが弾けたということも確かなことであるが、すでに売られすぎとなっているものも売られている状況だから、業績の落ち込みが見られない銘柄などから株価も回復して来るものと思われる。いつでもそうだが、いったん売られるとなると異常に売られるということも多いので、落ちるナイフを掴むよりは落ちているナイフを拾う方が楽だし、拾いそびれても別に損をするわけではないので、しっかりとセリングクライマックスとなるところを見極めたい。それにしても米中間の問題なども取りざたされそうだし、買える材料に乏しいことも確かである。
 
28,500円を超えて上値も重くなったところで一気に下値を試すことになりそうだ。まずは28,000円あたりまでの下落と考えていたが、夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物がさらに大きく下落しており、一気に27,500円を試すことになりそうだ。日経平均の銘柄入れ替えや配当取りの持高調整の売りなどが嵩む可能性も高く、下に、下にという状況もあるかもしれない。いったんは27,500円あたりでの底堅さが見られるのだと思う。
 
米国株が暴落となったことを受けて本日の日本市場も暴落となりそうだ。夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物も大きく下落しており、売りが売りを呼ぶような場面も見られそうだ。空売りが積み上がっている銘柄も多く、底堅さが見られる場面もあるのかもしれないが、売り方の回転が効いてくればさらに大きく下げることになるだろう。米国のインフレ懸念だけでなく地政学リスクを意識せねばならず、買えない状況には変わりないので、しっかりと下げ止まりを確認することが大切だろう。
 
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