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株式市場、先物・オプション市場

 月末の売りや配当取り後の持高調整の売りにも注意!! 26,000円を試すことになるのか!?

2022-09-30
 おはようございます。
 
 今朝も秋らしい涼しい朝だが天気はとても良く、気持ちのいい朝となっている。株式市場は再び米国株が大きく下落した。インフレが終息する、好調な企業業績が発表されるということでもないとなかなかしっかりと戻らないということだ。いわゆる金融相場=ゴルディロックス相場が終わり、逆ゴルディロックス相場のピークが近いということなのだと思う。

 逆ゴルディロックス相場が終われば今度は業績相場となり、好景気を好感する、あるいは景気の回復を織り込むということで大きな相場となるのだと思う。まだセリングクライマックスという雰囲気はないが下値模索は続いており、そろそろ「大きな相場は悲観の中で生まれ、懐疑のなかで育つ」ということも考えてもいいのだろう。金融不安にならなければ、ここで皆が弱気になってくれば、買い場も近いということなのだと思う。
 
月末の売りや日経平均の採用銘柄入れ替えの流れで大きく下押し、再度26,000円を割り込む場面もあるかもしれない。ただ、まだ26,000円前後では下げ止まるという意識が強いのだろう。空売りが積み上がらないのでなかなか上値も重く、上値の重さが嫌気されるとさらに売られるということになる。配当落ち分を埋めたということで手仕舞い売りを出しやすいところでもあり、下値模索での保ち合い継続なのだろう。
 
米国株が大きく下落したことから売り先行となりそうだ。引き続き世界的なインフレによる経済の混乱などが嫌気されているという状況で比較的落ち着いている日本市場が特に問題となるということではないのだが、企業業績という意味では不透明感が強い中国経済の動向なども気になり、買えない状況が続くだろう。少なくとも積極的に買い上がるということでもなく、月末の売りや日経平均の銘柄入れ替えに伴う売りなどが嵩むと大きな下落となる可能性もある。日経平均VIなどを見ながら慎重に見ていく必要もあるだろう。
 
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