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 27,000円を試すことになると思う・・・ 日銀はサプライズはあるか!? 月末の売りにも警戒が必要!!

2022-10-28
 おはようございます。
 
 今日も天気は良いようだが、寒い朝となっている。陽もかなり短くなり、冬到来となっている。株式市場は値持ちの良い相場が続いているが、まだまだ疑心暗鬼の相場であり、米国企業の決算もなかなか厳しいものがある。これまで「ゴルディロックスバブル」では一世を風靡したようなGAFAの株価は冴えないものとなり、ピークから何%下落ではなく、何分の一という水準まで下落しているものも出てきている。完全にバブル崩壊であり、本格的な戻り相場になるのにはかなり時間もかかると思う。

 日本企業では「中国離れ」の傾向にあり、円安効果としては国内回帰の流れさらに進むのではないかと思う。中国経済への懸念が根強く残るのでそのあたりが今回の決算発表で見えてくると売りが加速するような場面も出てくるのではないかと思う。ただ、現状の業績面から見れば、割安感が強い銘柄なども多く、国内回帰が進んでくれば割安を見直すことになるのだろう。米国ハイテク企業の決算への懸念などもあり、どちらかというと純国内銘柄に分があるのではないかと思う。地銀株が下落しているがこうした地銀株や小売株などが案外底堅さが見られれば反発も早いのかもしれない。
 
27,500円水準が上値というコンセンサスができそうな感じだ。今度は下値が27,000円を割り込むのかどうかということが注目される。25日移動平均線が上向くところであり、逆に言えば遅行スパンがローソク足の急落している日柄にあり、さらに雲のねじれの日柄にも応答しており、さらに下値を試すことになりそうだ。
 
米国株はまちまちだが、日本企業に影響の大きな企業の決算が芳しくなかったことで夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物はナスダック指数に連れ安する形で大きな下落となった。日本企業の決算自体は円安効果もあってそれほど悪いものは少ないが、米国企業の芳しくない決算発表を見ると先行きに対する警戒が強まり、手仕舞い売りに押されるものも多くなりそうだ。上値の重さが確認された後の週末で月末の売りも懸念されるところだけに利益確定売りや見切り売りが嵩んできそうだ。日銀の金融政策決定会合も特に何も変わらないというところまで織り込まれており、サプライズ的に一歩踏み込んだものが見られないと特に影響はないだろう。逆に金融緩和の終了やインフレに対する言及が見られると売り急ぐ要因となるだろう。
 
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