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株式市場、先物・オプション市場

 28,000円前後での方向感に乏しい展開が続くのか? 昨日の高値を抜けるか、安値を割り込むか、あまり動かないのだろうが・・・

2022-11-30
 おはようございます。
 
 今朝も雲っているが雨もやんで鳥が喧しい朝だ。株式市場は強弱感が対立して方向感に乏しい展開となっている。最近では特にコロナが始まってからはテーマで買われるということが無くなったような気がする。少し前であれば「5G関連銘柄」とか、「自動運転銘柄」とか言って取りざたしてはその界隈が買われ、これも実はそうだったというような形で買われるなどしてある程度持続性も見られた。最近では特に何かのテーマで買われるというようなこともなく、相場が何で動いているのかという感じだ。

 金融政策も特に変化は見られず、経済政策への反応も鈍い。例えば防衛力強化がいわれるのだから防衛関連銘柄が買われるということがあっても良いのだろうし、中国離れや国内回帰がいわれるのであれば国内設備投資関連銘柄などが物色されてもおかしくないということだろう。結局は業績面で買われるということなのだが、その割には割安銘柄がまだまだ多く、テーマでもなく業績でもないということであれば、何を見て買えば良いのかと思う。目先の需給だけ、上がるから買うというだけのゲーム感覚の投機ではなかなか儲からないと思う。次世代の生活を考えてのテーマに沿った株、そして割安感が強い銘柄に引き続き注力していく。
 
28,000円を超えると売られ、割り込むと買われるという状況なのだろう。少し長い目で見ても方向感には乏しく、27,500円~28,500円での保ち合いが続くという見方で良いのだと思う。目先的には27,900円を割り込むか、28,050円を抜けるか、昨日の高値と安値を意識することになるのだろう。
 
米国市場はまちまちで夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物は冴えない展開だったが、売り急ぐことでもなく、本日の日本市場も方向感に乏しい展開となりそうだ。月末の売りに押されるのか、月初の買い期待やお化粧買いが入るのか、いずれにしても目先の需給だけの相場ということになりそうだ。指数に影響の大きな銘柄には空売りが積み上がっている銘柄も散見され、指数の下支えとなるのだろう。底堅さが見られる一方で上値も重いというような方向感に乏しい展開となると思う。
 
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