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 買い先行となりそうだが・・・ 月初の買いも入り上値を試す展開に!! 28,500円を超えるか!?

2022-12-01
 おはようございます。
 
 今朝はこの冬一番の寒さということだが、どんよりと曇ってまさに冬空となっている。株式市場は米国株は大暴騰となるなど底割れ懸念は薄れているが、特に何が好転したというわけでもなく、世界的な金余りバブルが崩壊して金融緩和が終了するという波乱は続いている。インフレの元凶となった地政学リスクも終息したわけでもなく、ウクライナでは戦争が続き、中国では暴動も起きている。とりあえずは買い戻しも入り米国株は暴騰となったが、ここ直近でも何度か起きている買い戻しに過ぎないということなのだと思う。

 米国の暴騰もまだ上昇トレンド入りということではなく、金融緩和の終了が続いているなかでの調整ということだ。まだ戻れば売りというスタンス、特に買われすぎ銘柄はこれからまだ金利が上昇するなかでの影響も受けるのだろうから、戻り売りで良いと思う。債券も金利が低下しているが債券に資金がシフトしているということではなく、あくまでも目先的な買い戻しということだと思われる。債券利回りもまだまだ上昇すると考えられ、インフレが終息したわけでもなく、さらにいえば異常な低金利から通常の金利に戻したわけでもなく、FRBの資産圧縮が終わったわけでもないということは考えておいて良いと思う。
 
28,000円台回復とならなかったが、米国株高で上値を試すことになりそうだ。28,000円を割り込むと買いというような状況だが、28,500円を超えるまではまだまだ保ち合い相場が続いているという見方で良いのだと思う。月初の買いで28,500円まで戻すというこれまでのシナリオで対処したい。
 
米国株が大幅高となったことで今度は一気に上値を試す動きとなりそうだ。ただ、米国でも買い戻しが中心と思われるなかで、空売りが今一つ積み上がっておらず、寄り付きからの買いが一巡となった後にどれだけ空売りが積み上がるかということで上昇力が変わって来るのだろう。節目と見られる28,500円を超えるような材料とも思われないので後は月初の買いがどこまで買い上がるかということかもしれない。
 
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