主な活動場所
株式市場、先物・オプション市場

 今日も買い先行となりそうだが・・・ 買戻し一巡となるかどうか・・・

2023-06-12
おはようございます。
 
本日はまさに梅雨空で、梅雨寒の朝となっている。先週末も株式市場は堅調で、まだまだ上昇が続かのような感じだが、そろそろ大きな調整が見られるのではないかと思う。この4~6月期の企業業績も好調なものも多いのだろうが、ここから先は「コロナ後」の動きであり、金融緩和の終了が取りざたされてくることは間違いないだろう。そして日銀の金融政策決定会合などがあるたびに急落に警戒する向きが多くなり、暴落への警戒が空売りの積み上がりにつながるということだ。

 日銀の金融政策決定会合を控えて「ETF(上場投資信託)の売却」などが取りざたされると株が売られるのではないかと警戒して空売りが積み上がると、金融政策決定会合で何も変わらず、金融緩和の終了への懸念がいったんは無くなった場合に一気に買戻しが入り、「何も変わらない」のに株価が上がるということもあるだろう。日経平均の性質もあり、浮動株の少ない銘柄に空売りが積み上がるとそれだけで、日経平均が押し上げられ、日経平均が押し上げられることで寄与度の高い銘柄がさらに買われるということになるのだろう。さらに積み立て投資などが増加するとますます浮動株も減り、日経平均押し上げ効果が増すことになるのだろう。いずれにしても目先の需給での上昇だけに買戻し一巡となれば売られるのだろう。

32,000円台をあっさりと回復したが夜間取引でも上値の重い展開となっていたこともあり、まずは32,000円台を固めることができるのかどうかということになる。目先的な過熱感もあり先週の高値が当面の高値となり、いったんは31,500円あたりまではすぐに下げそうだ。
 
先週末の大幅高の反動もあり上値の重い展開となりそうだ。いったん上値の重さが見られるとすぐに手仕舞い売りに押されそうで、上がったものから売られることになるのだろう。そして、その後も上がれば売り、下がれば買いということで指数は方向感に乏しくないそうだ。買い戻し一巡となったものは手仕舞い売りに押されて大きく下げるものもあると思う。
 
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