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 買い先行となりそうだが、先週の高値を抜けて買えるのか? とりあえず「寄り天」に気を付けておこう!

2023-06-13
おはようございます。
 
 今日は天気が良くなるが雷雨ということで、天候も荒れ気味ということだ。株式相場も堅調な相場が続いているがあくまでも目先的な需給といっても上昇していることには違いなく、急落があるのではないかと思っていても全くそうした動きもない。33年ぶりの高値ということだが、よく考えてみるとそんな昔から株式投資をしている人などはかなり少ないのではないかと思う。ブラックマンデーはもう36年前の話だし、オプション取引が始まったのが34年前で、その年の年末が日経平均の高値である。

 リーマンショックでも15年前の話で、アベノミクスの始まりでさえ11年前の年末の話だ。投資歴10年という人ではリーマンショックも知らないのだから、「あの時はこうだったから、こうしよう」というような動きは通用しないのかもしれない。ただ、歴史は繰り返すということで、数年おきにバブルが生じ、バブルが弾けるということも繰り返されており、そうしたサイクルから相場の方向を導き出そうという分析もある。ただ、結局は「もうはまだなり、まだはもうなり」とか「皆が弱気なら海に飛び込むつもりで買え」とかとりあえず相場の方向を疑って見るということも大切なのだと思う。

32,000円台固めというよりは上値を試す展開になりそうだ。先週の高値を抜ければ次の節目は33,000円ということになりそうで、上がるから買うという動きが加速しそうだ。一方で先週の高値を意識して上値が重くなれば、再度急落ということもあるのだろう。いずれにしても目先の需給での相場であるだけに引き続き「波高き足」という波乱含みの相場なのだと思う。
 
米国株が堅調で夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物が高かったことから本日の日本市場も買い先行となりそうだ。空売りが依然として積み上がっている銘柄が多いこともあり、買戻しを急ぐ動きで先週の高値を試すことになるのだろう。買いが買いを呼ぶような展開になっており、寄り付きからの買いに対して空売りが積み上がれば高値更新となりそうだ。米国の指標やイベントの発表、日銀金融政策決定会合を控えて買戻しては売り直すという循環が止まれば一気に売られることになる。下がり始めると急転直下大きな下落となるのだろう。
 
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