主な活動場所
株式市場、先物・オプション市場

 まさにバブル状態であり、日銀次第ではバブルが弾けるのではないかと思う・・・

2023-06-14
おはようございます。
 
 今朝もまさに梅雨空という雰囲気だ。株式市場はまさに青天井という状況で毎日、毎日大きな上昇となっている。1980年代バブルを体験している人間としては、まさに1980年代のバブル相場の再来という雰囲気だ。指数に影響の大きないわゆる「品薄」銘柄、現在の株式で言えばまさにファーストリテイリングや東京エレクトロンだが、こうした銘柄が指数を大きく押し上げている。特に1987年のブラックマンデー以降の相場、さらに言えば1988年の日経平均の先物の取引が始まってからはまさに今のような相場だった。

 さらに現状は当時のような品薄株の上昇に加え、上がるから買う、買うから上がるということになっているのだろうし、どこまで上がるかということになる。ただ、こうしたバブル相場はいずれ終焉するものと思われるし、バブルの中にいるときはバブルと気が付かないということもある。結局1980年代バブルを弾けさせたのは金利の上昇、利上げ、そして不動産融資の総量規制であった。今回のバブルは土地バブルという雰囲気はないが実際には都心のマンション価格などはすでにバブルとなっている。コロナ騒ぎでバブルが一服となった状況だが、今の株価上昇はバブルだと思う。日銀のスタンス次第ではバブルが弾けることになると思う。

32,000円台固めということでもなく、一気に33,000円台まで上昇、夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物がさらに上昇していたことでさらに上値を試すことになりそうだ。さすがにここまで急騰すると売り方の追証などが見られ、買い戻しを急ぐことになるのではないかと思う。そうなると一気に空売りが萎んで買い戻し一巡となったものから売られることになるのだろう。
 
米国株が堅調で夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物が買われていたこともあり、本日の日本市場も買い先行となりそうだ。さすがに連日の大幅高が続いているということで目先的な過熱感もあり、買戻しがどこまでみられるか、空売りがどこまで積み上がるかということになる。買戻し一巡となれば急落ということもあると思われ、引き続き「寄り天には注意」ということだろう。
 
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