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株式市場、先物・オプション市場

 まだ円安を「好感」するのだろうが・・・ 介入の話題がどこで出てくるのか? インフレ懸念は!?

2023-06-23
おはようございます。
 
 今朝は雨は止んだが寒い朝となった。ここから梅雨も本格化するのだろうが、本当にこの季節は鬱陶しい季節だ。株式市場もなかなか下がらず、上がらずという感じだ。これまで割安のまま放置されていた商社株に続いて銀行株、そして証券株や地銀の株が割安として買われるという状況になってきており、小型銘柄でも割安感が強い銘柄も少なくなってきている。相場の末期症状とも言える状況であり、後は指数に影響の大きな銘柄の空売りが減少すれば、今度は値幅の調整となるのだろう。

 このまま空売りが減少しないということになれば上がれば売り、下がれば買いという現状のような日柄の調整が続くことになるのだろうし、いずれにしてもいったんは上値が重いという状況になるのだと思う。株式市場に強気な見方も増えてきており、逆にこのまま円安が進むようであれば、今度は日本でも金融緩和の終了が取りざたされる可能性もある。悪いインフレがさらに進むということになれば、企業業績への懸念などが再度頭をもたげてくることもあるのだろう。あまり強気にならずに注意をして見ても良いと思う。特に今日の相場で指数に影響の大きな銘柄が上がらなず空売りが減少するようであれば値幅の調整に入るという可能性もある。

依然として保ち合いの中での動きということだが、上値が重くなってきた感がある。33,200円が下値目途で上値目途は33,500円~600円ということなのだろう。33,600円を超えても33,800円を超えないのだろうし、33,200円を割り込んでもいったんは33,000円あたりで下げ止まるのだろう。
 
米ナスダック市場が堅調となったことや前日の下落の反動から本日の日本市場は買い先行となりそうだ。円安が進んだことで円安効果を期待した買いもあるのだろうが、これ以上円安が進むとインフレ懸念や為替介入の話なども出てきそうだ。そこで金融緩和の終了の話題などになると逆に一気に売られることになるのだろう。空売りが減少した銘柄も多く、買戻し一巡となったものが再度空売りが積み上がるのかどうかが注目される。
 
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