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 32,000円台を回復できるか!? 引き続き買われすぎの修正から下値を試すことになるのか・・・ いずれにしても32,300円台を回復しないことには冴えない展開が続くのだろう・・・

2023-07-13
おはようございます。
 
 今朝は曇り空となって梅雨の雰囲気で、各所で大変なことになっている。株式市場は日米のデカップリングという形になっており、特に日本市場は金融緩和終了などが取りざたされているかのように買われすぎ銘柄を中心に売られている。米国では目先的に買われすぎ銘柄が売られていたので、買い戻しも入ったようだが、決算発表が始まるところで、ここからが問題なのだと思う。業績面で割高ということは先行きの成長性が高いということであり、成長性の高さが否定されると単純にバブルということになる。

 日本の1980年代バブルではまさに買われすぎ銘柄が修正されたことで株が下がりその後は業績見合いで低迷が続いたということだ。米国経済が拡大するということでないと買われすぎ銘柄の株価の正当性が否定さるということだ。日本でも日経平均は影響の大きな銘柄が買われすぎているので、買われすぎが買われすぎでないというほど業績の拡大が必要になる。そして、業績が拡大するということになれば金融緩和は終了することになるので、当面指数の上値は重く、現状でもまだ買われすぎということなのかもしれない。

32,000円をあっさりと下回ったが、本日は32,000円台に戻すかどうかが注目される。夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物でいったんは戻したものの戻しきれず、日銀の金融緩和終了などが再度取りざたされると米国株高にもかかわらず上値が重い状況が続くのだろう。32,300円を回復しないと保ち合い水準の訂正ということで下値を試すことになり、21,500円までの下落もあり得るだろう。32,300円を回復できれば再度33,000円台までの上昇も期待される。
 
米国株は堅調、ナスダック指数は大幅高だが夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物は堅調ながらも上値の重い展開となった。これを受けてとりあえずは買い先行となるのだろうが寄り付きの買いが一巡となった後も買い戻しが入るのかどうかということになる。米国で半導体関連銘柄が高いこともあり、昨日大きく売られた東京エレクトロンやアドバンテストがどこまで戻すか、ファーストリテイリングやソフトバンクGの買い戻しが続くのかどうかなのだろう。
 
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