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株式市場、先物・オプション市場

 まだまだ保ち合い継続だろう・・・ 緩和継続が織り込まれた先には!?

2023-07-27
おはようございます。
 
 相変わらず蒸し蒸しとして熱い朝だ。蝉も喧しく、今日も暑くなりそうだ。株式市場は米FOMC(公開市場委員会)の結果を受けても特に何が変わるということでもなく、大山鳴動して鼠一匹というような雰囲気になっている。個々の決算に反応しているだけの相場という感じだ。日本市場でも決算発表が本格化するなかでの日銀の金融政策決定会合を控えており、持高調整の売り買いが一巡となれば緩和継続も織り込み済みということになるのだろう。

 ただ、米国では利上げ打ち止めということを織り込んでおり、今度は景気が悪くなれば、企業業績に陰りが見えれば利下げということになるのだろうが、日本では逆に企業決算が好調ということになると金融緩和の終了が取りざたされるということになる。さらに日本では日銀のETF(上場投資信託)の買い入れの問題などもあり、米国以上に金融緩和終了となると株式市場への影響は大きいのではないかと思われる。それだけに空売りが積み上がり、緩和継続となれば買い戻されるのだろうが、いつまでも緩和が続くわけでもなく、続くとなると景気が悪いということになるので、株式市場としては瞬間的に上昇しても買いが続かないのではないかと思う。

方向感に乏しい相場で32,500円~800円水準を中心とした32,000円台での相場が続きそうだ。日銀の金融政策決定会合で大きな動きが出るのかどうかということであり、万が一緩和終了ということになれば急落となるのだろうが、緩和継続となればヘッジ売りなどの買戻しで指数を押し上げそうだ。大きな動きとなっても31,500円~33,500円水準での保ち合いという感じではないかと思う。
 
米FOMCでの利上げも織り込み済みということで夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物も大きな動きとはならなかった。特に何もないということで個別に決算に反応する相場が続くのだろう。日銀の金融政策決定会合での緩和継続を織り込んでいると思われるが、持高調整も一巡となった感もあり、相変わらず上がれば売られ、下がれば買われるということになるのだろう。
 
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