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株式市場、先物・オプション市場

 日銀次第ではあるが・・・ 政策変更があった場合には暴落懸念も!!

2023-07-28
おはようございます。
 
 今朝も朝から夏空が広がって蝉の声も相変わらず喧しい。株式市場もさすがに米ダウ平均は14連騰とはならず手仕舞い売りに押される展開となった。日銀の政策変更で世界的なインフレ懸念、スタグフレーション懸念が強まったということで目先的に買われすぎ感が強いものから売られたということだろう。決算発表も米国では本格化しており、出尽くし感や買戻し一巡となったことでの手仕舞い売りも嵩んでいるものと思われる。

 日本市場も本日は売り先行となりそうだが、実際に日銀が金融政策を変更するのかどうかということだ。YCC(イールドカーブコントロール)のことばかりが言われているが、実際に株式市場に影響が大きいのはETF(上場投資信託)の問題だと思う。もちろん、日銀が買わなくなったから売られるということでもないし、積み立て投資などの買いは今後も月初の買いなどで期待されるのだろうが、「緩和の終わりが始まる」ということが心理的に大きな売り要因となるだろう。実際に政策変更が行われなくてもこれから何度も緩和の終了への思惑での波乱はあるということだ。

夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物が一時33,000円を超えて、上値の節目と見られる33,200円まで上昇していたが、達成感も出たという面もあるだろう。引き続ぎ32,000円台を中心とした保ち合い相場という認識で上がれば売り、下がれば買いということで良いのだろう。
 
米国株が軟調となったことや日銀の政策変更への懸念が新聞で報じられたこともあり、夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物は軟調となった。欧州での利上げなどもあったのだが、夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物では買い先行となっていたのだが、買戻し一巡となったところで日銀の話が出て一気に売られることになった。実際に政策変更が行われないということになると逆に買戻しが入るのだろうが、行われるとさらに売り直されることになるのだろう。
 
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