主な活動場所
株式市場、先物・オプション市場

 買戻しが入るところで、さらに空売りが積み上がるか、ということだろう・・・

2023-08-08
おはようございます。
 
 今朝も朝から蝉が喧しいが、暦の上では今日から秋となる。株式市場も一波乱終わったということになるのかどうかということだが、いずれにしても上値は重いということになりそうだ。決算発表が出揃ってきているが特に買い上がるようなサプライズ的な決算もなく、既に株価に織り込まれているというものも多い。ただ、逆に売り急ぐような決算が多いということでもなく、個別に売られていたものが買われ、買われ過ぎていたものが売られるということなのだと思う。

 ただ、根底には米国債の格下げに反応したことに見られるように、世界的な金余り、金融緩和後の動きであり、日本でも金融緩和の終了が始まっているということも株価に反映され始めているということだろう。世界的な金利上昇後の動きということであり、買われすぎ銘柄がいつまでも買われすぎている状態ではなく、改めて買える銘柄と買えない銘柄が選別されるようなことになるのだろう。まだ買える銘柄を探すということになるのだから、我々は先を見て「いつか買われるはず」というような銘柄を探すということでいいのだと思う。

32,000円を割り込んだところで切り返し、大きな包み足となって節目と見られる32,200円~300円水準まで戻したことで今度は保ち合いの上値を試すことになるのだろう。まずは33,500円がクリアできるかどうかでクリアできても今度は32,800円あたりで上値が押さえられるのではないかと思う。いずれにしてもまだまだ保ち合いが継続ということだろう。
 
米国株が堅調となり、夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物が高かったことから本日の日本市場は買い先行となりそうだ。特に買い上がる材料があるということでもなく、空売りが積み上がっているということでもないが、指数先行で日経平均などが買われるというような展開になるのだろう。戻す過程で空売りが積み上がるようであれば、さらに戻りが期待されるが、空売りが積み上がらないと買戻し一巡となった後は下がらないと買えないということで戻れば売りということになるのだろう。
 
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