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 32,000円の攻防は続く!? 地政学リスクが高まっているのだが・・・

2023-10-18
おはようございます。
 
 今朝もいい天気だが寒い朝で空気も乾燥しており、一気に冬になった感じだ。株式市場は指数に影響の大きな銘柄が高くなって、特に調整感が強まったということでもないが、売られないというだけで、買えない状況は続いているということだと思う。決算発表を控え、日銀の金融緩和の終了懸念が残るなかで、米国でも利上げ継続懸念が強く、さらに地政学リスクが高まっているなかではまだまだ買えないということなのだと思う。

 ただ、悲観的な見方が多いかというとそういうことでもなく、買えない材料が多い割には楽観的なのではないかと思う。企業業績が大きく落ち込んでいるということもないので、逆に悲観的な見方が出てくるところでは買い場ということなのだろう。それでもまだまだ割高感が強い銘柄なども多いので、相場全体としては多少好調な決算を発表しても割高感が解消されるということでもなく、決算発表が本格化するところでも、上がれば売られるというような上値の重い展開が続くのだろう。

本日も32,000円の攻防ということになると思う。32,000円を超えると売られ、下回ると買い戻しが入るということなのだろう。半導体関連銘柄が買い戻し一巡となったことで売り直されると32,000円を下回って冴えない展開となりそうだ。基本的には地政学リスクなどもあり、決算発表を控えて下値模索が続くと思われ、31,500円から32,500円水準の保ち合いが続くのだと思う。
 
米国株は冴えない展開となったのだが、夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物は堅調な展開となり、本日の日本市場も堅調な展開が期待される。ただ、昨日も日経平均に影響の大きな銘柄の目先的な買い戻しで指数が押し上げられたという状況であり、地政学リスクなどが大きく取りざたされると再度売り直されることになるのだろう。戻れば売りということで上値は重いのだろうから、上値の重さが確認されると売られるということで冴えない展開となりそうだ。
 
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