主な活動場所
株式市場、先物・オプション市場

 買戻し一巡となったものから売られるのだろう・・・ 上がれば売られ、下がれば買われるのだろうが・・・

2023-11-17
おはようございます。
 
 いつの間にか夜明けが遅く、早々と日が暮れるようになったが、昨日は日中日向にいるとぽかぽかと暖かかった。株式市場は「寒風吹きすさぶ」ということでもないが、少し寒い風が吹いてきたというところだろうか。ここまで急騰に次ぐ急騰となっていたものがさすがに買い疲れ感が出ているということなのだろう。それでも米国のスタグフレーション懸念が薄らいだということ、表面上の数字では中国の景気後退懸念も薄らいでいることから買い戻しが入ったということだろう。

 ただ、ここで買い戻し一巡となった後に「上がらないから売る」ということになるのかどうかということになる。米国のインフレは鎮静化したということなのだが、景気鈍化ということでもあり、買い戻し一巡となったものが金利低下を織り込んだということで割高感が強まれば、再度売り直されることになるのだろう。金利低下一服となったところで改めて景気悪化が取りざたされると一気に売られることにもなるのだろう。景気が悪化するということは本来は売り材料であることを確認しておき、割高か割安かを判断しなければならないだろう。

高値圏で値持ちのいい展開となっているが、さすがに買い戻し一巡となった感もあり、33,500円水準では上値も重くなるのだろう。下値は33,200円~300円が節目となっており、その水準を下回ると32,800円あたりまでの下落となるのだろう。33,500円を超えるか、33,200円を割り込むかということになりそうだ。
 
米国株は冴えないながらも値持ちのいい展開で、夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物もいったん大きく下押したものの切り返すという状況で本日の日本市場も冴えないながらも底堅い展開となりそうだ。空売りの買い戻しが一巡となったものも多く、戻れば売りということで上値は重くなるのだろう。週末の持高調整の売り買いで指数が振らされそうだが、買い戻し一巡となったものから売られ、冴えない展開となるのだろう。
 
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