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株式市場、先物・オプション市場

 昨日のような乱高下が見られるのか・・・ 上がれば売られることになるだろう・・・

2023-11-21
おはようございます。
 
 日ごとに陽が短くなっているが、感謝祭の時期でいよいよクリスマス・年末のモードに入ってくる。今年一年は・・・来年は・・・という時期でもあり、来年は日経平均も4万円乗せ、という声が多いようだ。ただ、地政学リスクや米国の大統領選挙、日本でも金融緩和の終了が進むということも考えられ、まだまだ波乱はあるのだと思う。日経平均は特に影響の大きな銘柄が買われすぎていることでもあり、ファーストリテイリングや東京エレクトロンのように比較的流通株式が少ない銘柄で押し上げられている面もあり、買われすぎが常態化しているので値を保っているという面もあると思う。

 日銀のETF(上場投資信託)の処分に対してあまり取りざたされていないが、来年にはさすがに少しは取りざたされるのではないかと思う。いつまでも異次元の緩和が続くということはいつまでもデフレが続いているということでもあり、デフレ脱却=金融緩和の終了ということであれば、米国同様にハードランディングとなるのか、うまく軟着陸できるのかどうかということになるのだと思う。足元の決算も円安効果だけという面もあり、米国の利下げなどが取りざたされると円高になり、円安効果ははげるということになる。そうなるといつまでも異次元の金融緩和が続くことになり、株価の上値も重くなるのではないかと思う。

昨日の33,800円台が当面の高値となるのではないかと思う。下値はまずは33,200円~300円水準で値固めとなるのかどうかということになるのだが、円高を嫌気するような展開になればさらに下値の節目である32,800円水準まではあっさりと下げることもあるのだと思う。上がれば売り、下がれば買いという状況のなかで、日柄、または値幅の調整となるのだろう。
 
米国株が堅調でいったん下押した夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物が戻したのだが、戻り切らず、本日の日本市場も冴えない展開となりそうだ。空売りが積み上がった銘柄などは寄り付きから買戻しも入るのだろうが、積極的に買い上がるというよりは、上がれば売りということになりそうだ。地政学リスクの高まりや日本の金利上昇への警戒も出てきそうで冴えない展開となるのだろう。
 
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