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株式市場、先物・オプション市場

 売り先行となるのだろうが・・・  配当落ちを埋められるか!?

2023-12-28
おはようございます。
 
 今日も寒い朝だが、世間はいよいよ年末という雰囲気になってきている。株式市場は今日から新年の受け渡しとなるが、年末高期待も出ているようだ。米国株はダウ平均が最高値更新となったように依然として堅調な展開となっているが、異常なほどの急ピッチでの戻り相場という感じだ。日本市場でも30年来の高値という状況で本来であれば「株を枕に年を越す」と言うこと、そして「掉尾の一振」期待からもっと盛り上がってもいいような気もする。

 ここ数年の動きを見ても年末年始の盛り上がりというものが感じられず、コロナが収束しても年末の盛り上がりがないような気がする。盛り上がらないのは自分だけなのかとおも思ったが、周りを見ても特に盛り上がっているような雰囲気もなく落ち着いた年末となっている。来年の株式市場も堅調な展開が期待されるということで強気な見方も増えているが、それだけ景気が良くなってくれれば良いと思う。何度も述べているが、企業業績が好調という割には景気が良いという雰囲気でもなく(自分だけかもしれないが)、何かすっきりとしない感じでもある。あまり弱気になってもいけないのだろうが、少しばかりは弱気になる要因を頭に入れておいてもいいだろう。特に金融緩和の終了が始まる可能性が高いのではないかと思う。

節目と見られる33,500円水準で下げ渋りとなるのかどうかということになる。下げ渋りとなれば年末・年始の買いなどを期待して株を枕に年を越すということになるのだろうが、あっさりと33,500円を割り込んで買いが入らないという状況になれば、再度33,200円~300円あたりまでの下落ということもあるのだろう。いずれにしても上値は重いという印象が強く、配当落ちを一気に埋めるということにはならないだろう。
 
米国市場は方向感がないなかで堅調だったが、円高に振れたこともあり、夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物が売られた。配当落ちもあるので本日の日本市場は売り先行となりそうだ。節目と見られる33,500円水準で下げ渋りとなるのかどうかと言うことだが、特に買い上がる材料があるということでもない。月替わりということでの買いも入るのだろうが、特に積極的に買い上がる材料もなく、買われすぎ銘柄などから手仕舞い売りに押されるものも多いと思う。
 
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