4/11~12笈ケ岳(その1)

2015-04-13
【コースタイム】
4/11(土):
白山一里野駐車地発(8:20)~中宮発電所(8:35)~山毛欅尾(ブナオ)山(11:25)~P1271(12:35)~冬瓜(カモウリ)平テン泊地(14:50)
4/12(日):
テン泊地発(5:30)~冬瓜山とシリタカ山間のコル(6:25)~シリタカ山(6:55)~笈ヶ岳着(8:45)・同発(9:10)~シリタカ山(10:10)~テン泊地着(11:00)・同発(11:30)~P1271(12:35)~ブナオ山(13:45)~白山一里野駐車着(15:30)

スマイルさんと私(マングース)の2人、前夜発で4/11(土)~12(日)に両白山地・笈(おいづる)ケ岳のピークハントに行ってきました。この山は、石川・富山・岐阜3県の境界に位置しており、雪深くまた無雪期はヤブで覆われているため、4月から5月上旬のこのシーズンしか人を寄せ付けません。スマイルさんは約20年前からこの山に興味をもったとのことですが、これまで日程があわずようやく今回のチャレンジとなりました。しかしとんでもない事件が・・・(この点については後ほど報告します)。

前夜北陸道小松ICで降り、瀬女(せな)道の駅で車中泊。4/11(土)は白山一里野まで車で移動。前夜の雨もやみ、雲っているがまずまずの天候。明日は高気圧に覆われ晴れるということなので気分よく歩き始めます。ところが初っ端から、中宮水力発電所への導水管脇の急な階段を標高差200m以上激登り。辛い!ブナオ山への尾根を登る途中でガスがかかってきたが、ブナの巨木に癒されながらブナオ山~P1271と順調に進みます。積雪量はまだ4~5mもありますが、よく締まった雪でとても歩きやすい!

午後になるとガスも切れ、晴れ間がのぞくようになりました。大きなブナ林の雪面を青空に向かって登るスマイルさん、ご機嫌です{emoji index="140"}

15時前にはテント泊地の冬瓜(カモウリ)平に到着。神戸から来た男女7名のパーティが既にテントを張っていました。あとは道の駅から一緒だった奈良の男女2名と我々の計3パーティが今日はここでテント泊となりました。
我々もテント設営を終え、荷物を整理している最中、突如スマイルさんが「あれ!どこやろ?」・・・「アイゼン忘れてきた!」・・・。大事件です{emoji index="200"} 明日の笈ケ岳登頂を断念したスマイルさんは、この後悶々と夜を過ごしたとのことです。

明けて4/12(日)、すっかり空は晴れ渡り、テン場からも今日を目指す笈ケ岳がはっきり見えます。私一人では少し不安だけど、先に出発した神戸の7人パーティ、奈良の男女パーティの跡を辿るべく出発です。