沢登り教室/実技編 1回目

2017-06-26
■日時:6/25(日)
■場所:比良・八淵の滝
参加者:はむくん(リーダー)、スマイルさん、キツネさん、マングースさん、チュー吉さん、fujiChanさん、リエさん、クリンさん、講習生4名の計12名

鹿ケ瀬道バス停(9:30)—入渓地点(10:25・・準備・・10:45発)—魚止めの滝(11:10・・ザイル確保で6人登る・・12:00)—大摺鉢(12:20)—貴船の滝(12:45・・休憩・・13:00発)—斜滝(13:35・・タイブロックで登る・・13:55)・・オガサカ道(14:00遡行終了・・休憩・・14:15発)—北比良峠(15:00)—大山口(16:00)—JR比良駅(17:00)

 比良八ツ淵の滝で沢登り講習実技第一回を行いました。日曜日の天気予報がずっと悪くて心配していたのですが、前日には「太平洋側は大雨に注意だが、滋賀県は早朝までは雨で、日中は曇りそして夕方から雨」となりましたので、なんとか大丈夫だろうと、催行を決め、実際そのような天気になりました。天気予報の精度が高いというのは素晴らしいことですね。
 講習生はほとんどが沢登りが初めてで、水の中でも滑らない、というのを確かめながら慎重に進んでいきました。魚止めの滝はザイルで確保しながら登りました。取り付きまでのへつりで水の勢いに悪戦苦闘しながら岩登り講習の経験を活かしながらみなさん無事登りきりました。

魚止めの滝を登る

 その後は鎖や梯子を使い、滝が続く幻想的な雰囲気を楽しみながら、大摺鉢、貴船の滝と進み小休止。それからへつりで「ドボン」する人もいましたが大丈夫です。遡行中は雨も降らず風もほとんどなく思ったほど寒くなかったです。

大摺鉢でハイポーズ!
 
 遡行終了間際の斜滝もザイルを張り、タイブロックでシャワークライミング。みなさん水の中を歩くのも慣れてきて、上手に水際を登っていきました。

斜滝にザイルを張ります。

 登りきってすぐに遡行終了。登山靴に履き替える人やそのままの格好の人などこれからはそれぞれ自己責任で。
 ここから北比良峠までのオガサカ道40分ほどの登りがしんどい。水から出たらなんか急に体が重くなって、足が上がりません。また峠からのダケ道の下降がまた足に来る。みんな疲れが出てきますがあともう少し、やっと大山口に到着。あーしんどかった。その頃から雨が降り出しました。
 比良駅前で皆の無事に乾杯&反省会。実習生からは「沢登りは思っていた以上に面白かった」「水が冷たくてしんどかったけど、沢から出たあとの山登りがもっとしんどかった」「滝などの景色が素晴らしかった」などの声がありました。会員からは「『セカンドが落ちたらどうなるか』をもっと意識して、セルフビレイのとり方、セカンドの確保のやり方に習熟しなければいけない」との反省がありました。
 次回沢登り講習実技第二回、比良・奥の深谷は7月9日です。ダイナミックな谷を安全に楽しみましょう。みなさん、ありがとうございました。