2018年 冬山合宿 クリン編♬

2019-01-02
ふれんず冬合宿は八ヶ岳。行者小屋でテン泊し、年越しを迎える予定。
八ヶ岳の冬山は入門編の場所が多いとはいえ、私にとっては初めてのアルプスでの雪山登山&テン泊・・・しかも年末より寒波到来(+o+)
毎日天気と気温を眺めては「大丈夫??」と荷物を出したり入れたりの日々(^^;)
最終的には、ベテランさんおるしなんとかなるか!!と気合注入ww
不安と楽しみが入り混じった気持ちで合宿は始まりました。

仕事納めの後、夜に出発し車中で仮眠。美濃戸口Pより行者小屋まで進みます。
到着後はテント設営。寒くて寒くて手がかじかんで動きません。「凍傷になる~怖い怖い」と必死にグッパーしました( ゜Д゜)
キムチ鍋を食べて、宴会して19時には就寝。
寒さ対策のため、着こみまくり~の・カイロ貼りまくり~の・足元にはハクキンカイロ忍ばせ~の・しかもシュラフはモンベル#0使い~と厳冬期対策しまくり~の。で全く寒くなく寝れました(朝、スマイルさんに「あんた着すぎでダルマやで」と言われましたww)

2日目4時起床。本日は快晴で風も少なく、絶好の登山日和。
これなら、赤岳~硫黄岳まで縦走できるかも?とL・SLの判断のもと、とりあえず赤岳に登頂し、その時の状況で下山するか縦走するかの判断に。
暗いうちから登り始め、朝焼けに染まる阿弥陀岳を眺める。風はないといいつつも、やはり風が吹くと寒い。早めの対策が必要と言われているが、手がかじかんで動かないし、一つ一つの動作がとても億劫になる。今日は荷物も軽いし、天候的に条件が良いのにとても辛い。まだまだ本格的な冬山は難しいなと実感する。
急登を超えると、そこには富士山が!疲れも吹っ飛ぶ。そして赤岳登頂!
ピークは信じられない程穏やかで、皆ゆっくりと記念撮影したり、談笑したり、オカリナを奏でる人もいた。私も登頂に感動して感謝していた。
リーダーさんが、「縦走しますか?」と尋ねられ、相談の元このまま縦走を決行!
これから、硫黄岳まで気の抜けない場所をクリアしながらの稜線歩き。防風・防寒対策を整え出発。
絶好の快晴の中、稜線をひたすら進む。
北アルプス・南アルプス・中央アルプス・御嶽山・富士山・白山などなど
山々のオールスター達がひたすらずーっと見えていた。なんて贅沢!!
本当に感動の連続でした。リーダーさんが、的確にルートを取ってくれ、常に私たちの状況を見ていてくれました。サブリーダーさんは、核心部前になると「これから危ないから気を抜いたらあかんで」と教えて下さりました。
事前のアイゼントレを思い出しながら、アイゼンを効かせピッケルを使いながらゆっくりと歩を進めました。
皆さんのお蔭で、硫黄岳に到着!! 嬉しい!!
10月前に友人と天狗~硫黄に行ったときに、赤岳までの稜線をみて「こんな所に行きたいな~」と憧れていた場所に、こんな短期間で達成できた。しかも冬に!ほんまに感激です!(^^)!

赤岳鉱泉までの道のりは、八ヶ岳ブルーを堪能しながらのルンルン下山。クリスマスツリーのような雪をかぶった木々をみて、色んな八ヶ岳の顔があるんやな~と感じる。テン場までの地味な登りに苦戦しつつ到着。お疲れ様でした。
夕食はレトルトカレーでしたが、めちゃ美味しくてΣ(゜Д゜)
そんなこんなの大晦日でした。

最終日は下山のみ。
激寒のテント撤収を終え、サクサクと下山。下山後はお楽しみの温泉~♬
その後は特に大きな渋滞もなく帰阪できました。

今回の冬山合宿では、大きな不安を抱えながらでしたが、皆さんのサポートのお蔭で素晴らしい体験ができました。ほんとうにありがとうございました。

寒い時、しんどい時などなど・・・心が折れそうになり「もうしんどいわ~無理や」と思ってしまいますが、下山すると「また山に行きたい!」ってなるんですよね。
ふれんずに入って2年目・・・すっかり山の虜になってしましましたwww

今年も宜しくお願い致します。

☆彡富士山をバックに


☆彡緊張のトラバース


☆彡硫黄岳山頂にて 横・赤・阿弥陀!!