小園地区防犯関係者情報交換会
2025-06-26
「高齢者を狙う電話特殊詐欺に気を付けて!」
6月26日(木)午後7時から、小園自治会館ホールにて自治会防犯防災部・小園各地区の自主防犯パトロール隊の隊長が集まり、「小園地区防犯関係者情報交換会」が開催されました。
情報交換会には、大和警察署 生活安全第一課 防犯少年係の海老澤善幸様に、綾瀬地区において頻発している高齢者を狙った (1)電話特殊詐欺犯罪と(2)空巣犯罪について話をしていただきました。

まず、(1)電話での特殊詐欺の手口と対策についてです。
手口1.警察官を名乗る特殊犯罪(多発しているので注意!)
(例)警察官から「詐欺犯を逮捕時に、あなた名義の偽造通帳が見つかりました。犯罪に利用されています。個人情報が洩れています。口座にお金を入れたままでは危険です。安全のため、全額を預かります。」と言って、SNSやラインに誘導し、巧妙に偽造された警察手帳を画面に表示し信用させて、お金をだまし取ります。
手口は他にも、「預金口座がマネーロンダリング等の犯罪に使われています。あなたに逮捕状が出ています。」と動揺させて振り込みをさせるケースもあります。
手口2.自動音声で、「携帯電話料金の未払いが発生しています。2時間後に携帯が使えなくなります。番号1を押すと、オペレーションに繋がるので、支払いの手続きをしてください。」
番号1=犯人です。お金をだまし取られます!
(対策)
①犯人は、警察官や公的機関の職員を装って電話をかけてきます。相手の電話番号末尾に「0110」の4桁が表示されていても、偽装されている場合があるので、実在する署の番号かどうかを確認する。警察官からの電話は、相手の所属・担当部署・氏名・内線番号などを必ず訊いて、一旦電話を切って、公式ページなどから警察署の電話番号を調べてかけなおす。
②電話で、お金・キャッシュカードの話が出たら詐欺を疑う。
③迷惑電話防止機能のある電話機があると「録音します」等の警告メッセージが流れて通話を録音するため犯人は嫌がって電話を切るので有効。
④留守電にしておいて、後で、電話内容を確認する。
⑤登録外の番号が表示された電話には出ない。
(2)空巣犯罪の手口と対策についてです。
手口:住宅への主な侵入は、窓ガラスと玄関ドアからです。犯人は、事前に、
下調べをしています。2階は、大丈夫と思って窓を開けている住宅は危険です。
他にも、換気のため、台所・風呂場・トイレの窓がわずかでも開いていると、アルミの格子なら簡単に外れるので、入り込みます。窓ガラス鍵の部分のみ割って、施錠を外して簡単に侵入します。
(対策)
①室外機や物置を足場にして侵入するケースが多いので、足場になるような物を置かないでください。
②窓では、鍵のあるガラスを割られにくくするために、防犯フィルムやシールを貼る。
③網戸の位置を、窓と窓の中間にくるようにしておくと、窓が開けにくくなるので侵入を防げます。
④費用はかかりますが、センサーライト、防犯カメラ、録画通話機能のあるインターホンなど防犯機能のある物も有効です。
海老澤様の防犯についてのお話の後で、小園地区の防犯パトロール隊の情報交換会を行いました。
交換会では、今年も、各地区の問題は、パトロールメンバーの高齢化とメンバー数の減少でした。どの地区でも、できる限り長くパトロールを続けたいので、皆さん、無理なく回れるコースを設定し、暑い夏は休みを取るなどしていました。
また、高齢化の進む小園では、パトロール時は、メンバー同士の安否確認がまず一番大事なことですと話されていました。(パトロール=日々の情報交換=おしゃべりタイム)が、パトロールの持続に繋がっているのだと実感しました。
6区パトロール隊長は、「いつもと違う車や見知らぬ人を見かけたら、こんにちはと声をかけています。あいさつするだけで、(見ているよ!)と犯罪防止になります。」と話されました。
防犯関係者の情報交換会は、毎年、開催されます。環境の違いで犯罪内容も変わりますが、高齢者を狙う犯罪は増加の一途です。安心・安全な街づくりのために、防犯自主パトロールは、犯罪防止に役立っていることを再確認しました。
6月26日(木)午後7時から、小園自治会館ホールにて自治会防犯防災部・小園各地区の自主防犯パトロール隊の隊長が集まり、「小園地区防犯関係者情報交換会」が開催されました。
情報交換会には、大和警察署 生活安全第一課 防犯少年係の海老澤善幸様に、綾瀬地区において頻発している高齢者を狙った (1)電話特殊詐欺犯罪と(2)空巣犯罪について話をしていただきました。

まず、(1)電話での特殊詐欺の手口と対策についてです。
手口1.警察官を名乗る特殊犯罪(多発しているので注意!)
(例)警察官から「詐欺犯を逮捕時に、あなた名義の偽造通帳が見つかりました。犯罪に利用されています。個人情報が洩れています。口座にお金を入れたままでは危険です。安全のため、全額を預かります。」と言って、SNSやラインに誘導し、巧妙に偽造された警察手帳を画面に表示し信用させて、お金をだまし取ります。
手口は他にも、「預金口座がマネーロンダリング等の犯罪に使われています。あなたに逮捕状が出ています。」と動揺させて振り込みをさせるケースもあります。
手口2.自動音声で、「携帯電話料金の未払いが発生しています。2時間後に携帯が使えなくなります。番号1を押すと、オペレーションに繋がるので、支払いの手続きをしてください。」
番号1=犯人です。お金をだまし取られます!
(対策)
①犯人は、警察官や公的機関の職員を装って電話をかけてきます。相手の電話番号末尾に「0110」の4桁が表示されていても、偽装されている場合があるので、実在する署の番号かどうかを確認する。警察官からの電話は、相手の所属・担当部署・氏名・内線番号などを必ず訊いて、一旦電話を切って、公式ページなどから警察署の電話番号を調べてかけなおす。
②電話で、お金・キャッシュカードの話が出たら詐欺を疑う。
③迷惑電話防止機能のある電話機があると「録音します」等の警告メッセージが流れて通話を録音するため犯人は嫌がって電話を切るので有効。
④留守電にしておいて、後で、電話内容を確認する。
⑤登録外の番号が表示された電話には出ない。
(2)空巣犯罪の手口と対策についてです。
手口:住宅への主な侵入は、窓ガラスと玄関ドアからです。犯人は、事前に、
下調べをしています。2階は、大丈夫と思って窓を開けている住宅は危険です。
他にも、換気のため、台所・風呂場・トイレの窓がわずかでも開いていると、アルミの格子なら簡単に外れるので、入り込みます。窓ガラス鍵の部分のみ割って、施錠を外して簡単に侵入します。
(対策)
①室外機や物置を足場にして侵入するケースが多いので、足場になるような物を置かないでください。
②窓では、鍵のあるガラスを割られにくくするために、防犯フィルムやシールを貼る。
③網戸の位置を、窓と窓の中間にくるようにしておくと、窓が開けにくくなるので侵入を防げます。
④費用はかかりますが、センサーライト、防犯カメラ、録画通話機能のあるインターホンなど防犯機能のある物も有効です。
海老澤様の防犯についてのお話の後で、小園地区の防犯パトロール隊の情報交換会を行いました。

交換会では、今年も、各地区の問題は、パトロールメンバーの高齢化とメンバー数の減少でした。どの地区でも、できる限り長くパトロールを続けたいので、皆さん、無理なく回れるコースを設定し、暑い夏は休みを取るなどしていました。
また、高齢化の進む小園では、パトロール時は、メンバー同士の安否確認がまず一番大事なことですと話されていました。(パトロール=日々の情報交換=おしゃべりタイム)が、パトロールの持続に繋がっているのだと実感しました。
6区パトロール隊長は、「いつもと違う車や見知らぬ人を見かけたら、こんにちはと声をかけています。あいさつするだけで、(見ているよ!)と犯罪防止になります。」と話されました。

防犯関係者の情報交換会は、毎年、開催されます。環境の違いで犯罪内容も変わりますが、高齢者を狙う犯罪は増加の一途です。安心・安全な街づくりのために、防犯自主パトロールは、犯罪防止に役立っていることを再確認しました。