主な活動場所
川崎市立苅宿小学校図書室

 2024年3月の活動報告と黒板装飾①

2024-03-21
冬のさなかは暖かい日が多かった2024年の始まりでしたが、3月は結構寒い日が続いていましたね。
しかし、それも後半になり、徐々に春らしくうららかな日々が増えてきました。

苅宿小学校の卒業シーズン、到来です。

黒板装飾も、このとおり。
例年通り、たくさんの花々に囲まれたヨム君とゆめみちゃんが、卒業生たちの門出を祝っています。



この時期に合わせ、ヨムヨムでも多くのイベントを開催しましたが、まずは卒業する6年生児童たちに向けた朝読み企画について、報告させてください。

6年生母のヨムヨムメンバーでは、3月7日の最後の朝読み日に合わせ、卒業の良きはなむけとなるような本を選定し、全3各クラス統一で読みました。
選んだ本は、次の3タイトルです。

「はじまりの はな」 作 マイケル・J・ローゼン 絵 ソーニャ・ダノウスキ
「ぼくとがっこう」 文 谷川 俊太郎 絵 はた こうしろう
「あなたがとってもかわいい」 文・絵 みやにし たつや

旅立ちにともなう友との別れと変わらぬ友情を描いた作品や、長い小学校生活を振り返る作品、そして、お母さん目線でわが子への変わらぬ愛をつづった作品…
どれも、涙なしでは読めない絵本ばかりです。



筆者も6年生の母なので、この場に立ち会いましたが…
どの子も、とてもまっすぐ前を向いて、真剣にお話に聞き入っていた姿が印象的でした。
母たちが伝えたかったメッセージは、きっとみんなの胸にしっかり届いたのではないでしょうか。

6年生企画では、実はこのような冊子も作成して配付しました。
なんと、6年間の朝読みでヨムヨムが読んだ全ての絵本が、この1冊に画像付きでまとめられています。



昨年の6年生チームさんが始めたこの素敵な冊子を作る伝統を、今年の母たちもぜひとも引き継ぎたいと切望。
全員で作成にあたりました。製作期間約半年、汗と涙の結晶です。

ああ、小学校ではこんな本を朝の時間に読んでもらったな。
そういえば、校長先生も素敵な本をたくさん読み聞かせてくれたな。
いつか子どもと触れ合うときに、こんな一冊を読んであげたらいいのか。
そんな、様々な感情を、この冊子を通して感じてもらいたい。
母たちの願い、いつか届くといいなと思います。

そして読み聞かせをした6年生の児童たちは、先日晴れ空の元、全員晴れやかに卒業していきました。
少々の淋しさと、あとに残るメンバーにはすがすがしさを残して。
切ない春の日ですが、ヨムヨムメンバーは、旅たつみなさんをいつまでも全力で応援していますよ。

テーマが多いので、今月のブログは2部構成になります。
後半へ、続く。