主な活動場所
登山  
 春秋冬:首都圏近郊の山 
 夏  :日本アルプス、東北の山

定例会
 月一回 : 文京区内施設

 高尾山 ダイヤモンド富士鑑賞

2021-12-19
■日程:2021.12.19(日)
■行先:高尾山 599m
■天気:晴れ
■集合:13:45 高尾山口駅
■行程:高尾山口駅→稲荷山コース→高尾山山頂→薬王院→一号路→高尾山口駅(コースタイム3時間30分)
■登山レベル:初級
■参加者:2名

今回は、富士山頂に重なるように沈む太陽の一瞬の輝き、いわゆるダイヤモンド富士を見る企画です。
朝から冬らしい青空が広がり、日没時刻への期待が膨らみます。
13時45分に高尾山口駅に集合。諸事情により一名欠席になり二名での活動開始になりました。

まずは稲荷山コースから山頂を目指します。さすが人気の高尾山、多くの下山者とすれ違います。歩き慣れたこのコースも午後からのスタートは新鮮でした。
冬枯れの木々の間にのぞく青空を眺めながら程よいペースで登ります。
そして15時頃に山頂に到着。なかなかの賑わいです。山ごはん中のグループや三脚を携えたカメラマンなど、思い思いに楽しんでます。
さっそくベストな鑑賞ポイントを探してると、Sさんが最前列に空きスペースがあるのを見つけてくれて、タイミングよくいい場所を確保できました。しっかり防寒対策をし、のんびりコーヒーを飲みながら日没を待ちます。まわりに続々とダイヤモンド富士目当ての人たちが集まってきてます。
ところが困ったことに、よく晴れているのに、肝心の富士山頂に雲が居座りどいてくれません。太陽の位置が大分低くなり、やきもきした時間が過ぎていきます。
そして16時過ぎ、日没の時がきました
。一斉にシャッター音が鳴るも、残念ながら太陽は山頂にかかる雲の中へ。
「あー」とため息が漏れるなか、雲の流れる隙間から再び太陽が登場、今度は「おー」という歓声が湧きます。しかしそれも束の間、また再び雲の中へ。そしてそのまま沈んでいきました。

ダイヤモンド富士は微妙な感じになりましたが、夕暮れのきれいな空は素晴らしかったです。
帰りは一号路からの下山します。まだ明るみが残るなか、薬王院の広場に人混みができてます。すると、目の前を飛んで横切る物体が。それは、ムササビが滑空したところでした。人混みはムササビ観察でした。初めて飛んでるところを見れて幸せ気持ちになりました。

あたりはすっかり暗くなり、まん丸の月が出てます。すでにナイトハイクの時間ですが、街灯があるおかげでしばらくヘッドライトは使いません。ケーブル乗り場のあたりまでくると、展望所からの夜景がとてもキレイでした。
この先は麓まで灯りがなくヘッドライトを装着します。夜でも安全に歩けるのが高尾山のいいところですね。
そして18時頃、無事下山となりました。
ダイヤモンド富士、夕暮れの空、ムササビ、満月、夜景と盛りだくさんでとても楽しい山行でした。

Sさん、御一緒頂きありがとうございました。