焼山水無谷記録
2026-03-01
3月1日(日) 晴れのち曇り
メンバー;守谷(L、記録)、立田、菊地、坂田
笹倉温泉(470m, 5:00)・・・アマナ平(水無谷堰堤下1060m, 7:30)・・・下の二俣(1300m, 8:50)・・・坊々抱岩西平坦地(1800m, 10:30)~富士見峠上(12:00)・・・下の二俣(1300m, 13:00)・・・北面台地(1350m, 13:15)~笹倉温泉(470m, 14:30)
前日の黒倉山は予想以上の雨のために装備がビショビショになり、4人とも我が家で所狭しと干したが、若干の湿り気を残す物も持参して笹倉温泉へ向かう。妙高を出たのが3時半くらいで、1時間半弱で笹倉温泉へ到着した。昨日からの高温のため雪もそれ程固くなく、つづら折れの急登もクトーなしで全員登れた。平坦地まで上がって阿彌陀山と烏帽子岳のモルゲンロートを眺めると、3年ぶりにこの山域に戻ってきたことを実感した。
アマナ平を過ぎて水無谷の堰堤前で以後のルートを観察する。見えているのは3番目くらいまでで、一見右岸が良さげだが、3番目の堰堤の巻きの傾斜が強く雪付きが悪い。途中で渡れるかどうかはわからないので、ここでどちらを辿るべきか決める必要があり、最終的には左岸であれば何とか越えることができるだろうと判断して左岸に決めた。
6つほどある堰堤を越えると、主に高松山側(左岸側)から大量のデブリが出ており、なるべく北面台地側(右岸側)を通るようになる。デブリをストックでつつくとそれ程固くなく、つい最近(もしかすると前日の雨によって)発生した可能性が考えられた。これが続くのは残念と思っていると、何カ所か北面台地上に上がれる場所が認められた(地図上では崖マークが続いている)。標高1300m二俣からも北面台地上に上がれること、そこから下は大きな沢は無いことから帰りはここから北面台地上に上がってデブリや堰堤が多い箇所を回避することに決めた。
1300m二俣を過ぎると沢は緩やかな美しい景観となり、快適に登れた。1600mの溶岩流跡との二俣で本流は右俣だが、こちらは右岸が如何にも崩れそうなクラックがあったので、左俣の溶岩流を入って少し上で復帰した。この登り口はアイスバーン上に新雪が乗っていて滑りやすく直付けクトーを付けてクリアしたが、他の方はクトーがビンディング付けのため難しく、右の本流を辿った。
予め地図上で標高1810m付近に広い平坦地があることを確認し、山行前からここが幕営地となるのではないかと期待していたが、最下端の一本の木が生えている場所のロケーションが素晴らしく、ここで休憩。右岸の坊々抱岩を認められ、広くなった谷の景観も美しい。立田さんは1月に負傷した胸が痛むため、ここから引き返すことに。しかし1か月半前の重症から復帰して2回目の山行で標高差1400mを登ってこられたのは、さすがとしか言いようがない。
残り3人で行けるところまで行きましょうと確認して、さらに上方を目指す。斜度は大したことは無いのだが、ところどころアイスバーンになっており、気が抜けない。前方に見えていた焼山が次第に左方に見えるようになり、稜線に登り着いた。GPSで確認すると富士見峠のすぐ上(標高2100m)で、金山へ続く稜線、白馬連峰、そして黒姫や妙高、高妻山などの眺めを堪能した。残り300mなので、焼山登頂は十分可能と思われたが、風が強くなり、登っても楽しく滑ることは難しいと考え、ここで引き返すことに決めた。
新雪とツルツルのアイスバーンの違いがわかりにくく、恐る恐る滑り始める。一見右岸が良さそうなのだが、谷底に新雪が多少ながら吹き溜まっていて比較的良かった。件の1800m台地で大休止した後、さらに滑降。多少のアイスバーンはあるものの斜度はきつくないロングルートを快適にとばす。1380mの二俣で北面台地から滑り込むシュプールがあり、これが1300m二俣で再び北面台地に上がっている。どうやら立田さんのもののようだ。我々は予定通り1300m二俣で少しだけ左俣を登って北面台地に上がった(標高差約50m)。北面台地や焼山上部にシュプールが確認され、また滑降するスキーヤーの姿が見えた。ここから下は斜度がさらに緩んで滑りにくいと考えて、右よりにルートを取って彼らのトレースに合流。アマナ平の登り返しや湿雪に苦労しながら、笹倉温泉に滑り降りた。



メンバー;守谷(L、記録)、立田、菊地、坂田
笹倉温泉(470m, 5:00)・・・アマナ平(水無谷堰堤下1060m, 7:30)・・・下の二俣(1300m, 8:50)・・・坊々抱岩西平坦地(1800m, 10:30)~富士見峠上(12:00)・・・下の二俣(1300m, 13:00)・・・北面台地(1350m, 13:15)~笹倉温泉(470m, 14:30)
前日の黒倉山は予想以上の雨のために装備がビショビショになり、4人とも我が家で所狭しと干したが、若干の湿り気を残す物も持参して笹倉温泉へ向かう。妙高を出たのが3時半くらいで、1時間半弱で笹倉温泉へ到着した。昨日からの高温のため雪もそれ程固くなく、つづら折れの急登もクトーなしで全員登れた。平坦地まで上がって阿彌陀山と烏帽子岳のモルゲンロートを眺めると、3年ぶりにこの山域に戻ってきたことを実感した。
アマナ平を過ぎて水無谷の堰堤前で以後のルートを観察する。見えているのは3番目くらいまでで、一見右岸が良さげだが、3番目の堰堤の巻きの傾斜が強く雪付きが悪い。途中で渡れるかどうかはわからないので、ここでどちらを辿るべきか決める必要があり、最終的には左岸であれば何とか越えることができるだろうと判断して左岸に決めた。
6つほどある堰堤を越えると、主に高松山側(左岸側)から大量のデブリが出ており、なるべく北面台地側(右岸側)を通るようになる。デブリをストックでつつくとそれ程固くなく、つい最近(もしかすると前日の雨によって)発生した可能性が考えられた。これが続くのは残念と思っていると、何カ所か北面台地上に上がれる場所が認められた(地図上では崖マークが続いている)。標高1300m二俣からも北面台地上に上がれること、そこから下は大きな沢は無いことから帰りはここから北面台地上に上がってデブリや堰堤が多い箇所を回避することに決めた。
1300m二俣を過ぎると沢は緩やかな美しい景観となり、快適に登れた。1600mの溶岩流跡との二俣で本流は右俣だが、こちらは右岸が如何にも崩れそうなクラックがあったので、左俣の溶岩流を入って少し上で復帰した。この登り口はアイスバーン上に新雪が乗っていて滑りやすく直付けクトーを付けてクリアしたが、他の方はクトーがビンディング付けのため難しく、右の本流を辿った。
予め地図上で標高1810m付近に広い平坦地があることを確認し、山行前からここが幕営地となるのではないかと期待していたが、最下端の一本の木が生えている場所のロケーションが素晴らしく、ここで休憩。右岸の坊々抱岩を認められ、広くなった谷の景観も美しい。立田さんは1月に負傷した胸が痛むため、ここから引き返すことに。しかし1か月半前の重症から復帰して2回目の山行で標高差1400mを登ってこられたのは、さすがとしか言いようがない。
残り3人で行けるところまで行きましょうと確認して、さらに上方を目指す。斜度は大したことは無いのだが、ところどころアイスバーンになっており、気が抜けない。前方に見えていた焼山が次第に左方に見えるようになり、稜線に登り着いた。GPSで確認すると富士見峠のすぐ上(標高2100m)で、金山へ続く稜線、白馬連峰、そして黒姫や妙高、高妻山などの眺めを堪能した。残り300mなので、焼山登頂は十分可能と思われたが、風が強くなり、登っても楽しく滑ることは難しいと考え、ここで引き返すことに決めた。
新雪とツルツルのアイスバーンの違いがわかりにくく、恐る恐る滑り始める。一見右岸が良さそうなのだが、谷底に新雪が多少ながら吹き溜まっていて比較的良かった。件の1800m台地で大休止した後、さらに滑降。多少のアイスバーンはあるものの斜度はきつくないロングルートを快適にとばす。1380mの二俣で北面台地から滑り込むシュプールがあり、これが1300m二俣で再び北面台地に上がっている。どうやら立田さんのもののようだ。我々は予定通り1300m二俣で少しだけ左俣を登って北面台地に上がった(標高差約50m)。北面台地や焼山上部にシュプールが確認され、また滑降するスキーヤーの姿が見えた。ここから下は斜度がさらに緩んで滑りにくいと考えて、右よりにルートを取って彼らのトレースに合流。アマナ平の登り返しや湿雪に苦労しながら、笹倉温泉に滑り降りた。


