主な活動場所
雪の豊富な斜面

 知床東岳(東北海道合宿2日目)

2026-03-27
山名:知床東岳
日程:2026年3月19日
天候:晴れ
メンバー:立田、ふくちゃん、藤田、ユジササ、八木、菊地、ゆうき
行動時間:8時間
最高地点:知床東岳ピーク 1,520m
記録:結城

午前2時50分、Plastic Loveの軽快なメロディーで起床。
合宿2日目は東岳だ。一般的に東岳というと悪沢岳をさすが、ここ知床では知床連峰の半島中央部の知床硫黄山の東側に位置する知床東岳を指す。
山頂への登山道はなく、残雪期や沢からのアプローチのみとなる。
数年前の夏にあるいた羅臼岳~硫黄山への縦走で見た知床固有種、絶滅危惧種であるシレトコスミレの数少ない群生地でもある。

4:30、スタート地点の知円別小学校跡地(標高50m)からハイクアップを開始する。
樹林帯をしばらく進むとダケカンバの疎林となり、振り返ると朝焼けに染まった空と根室海峡ごしの国後島の山々が海に浮かぶ。知床の山スキーならではの美しい光景だ。
5:00、ヘッ電を消すとともに、早々にクトーを装着。斜面は緩急を繰り返す。
6:00、386mピーク。小さな雪庇を有するこのピークは斜度もあり少々手間取る。
7:00、森林限界を超え、まばらな低木帯となりハイマツ帯へ突入する。
雪上にところどころハイマツが出ており難儀な歩きが30分ほど続きく。
そこを抜けるとシュカブラの美しいい紋様の登りとなる。
9:00、氷の玉砂利帯。氷が球状となりクラスとした雪面に張り付いた状態できわめて歩きづらい。
凍結融解を繰り返し、このような氷の状態になったのだろうか。
雪面は氷化したの大きな紋様のシュカブラと変化していく。
快晴の青空のもと背面の海を感じつつ、正面の真っ白な大斜面をひたすら登る。

10:05、知床東岳山頂(1,520m)に全員到着。見事な絶景が広がる。
西に知床連山縦走路である羅臼岳から続く南岳、知円別岳、硫黄山(山頂とは知円別岳でつながる)が、北にはオホーツクの流氷が、北東の半島の先端方向には白い頂がどっしりと構える。知床岳だ。右手前にひっそりとルシャ山。知床岳の存在感に圧倒される。知床岳山行が楽しみだ。
10:35、山頂よりスキー滑降。カリカリ斜面、シュカブラ帯、玉砂利帯、ハイマツ帯、低木帯と変化しつつ、海を見ながら標高1,500mのダイナミックな滑りを楽しんだ。
12:30、円別小学校跡地へ下山。
下山後は羅臼川沿いの無料共同浴場の露天風呂「熊の湯温泉」で汗を流す。
夕食はズワイガニのソトコ、ミズダコ、アオゾイ、ソウハチカレイ、鹿のステーキ
など知床の食材で充実した山行に乾杯し、一日を締めくくった。