定例妙高_山行記録
2026-03-25
3月14日(土) 三田原山
メンバー;守谷(CL、記録)、岩崎(SL)、菅澤、野村、川島、山田、鍋倉、金光、ふくちゃん、川原、菊地、(市橋隊)市橋、Jin(じん)、加藤
杉ノ原第1駐車場830m(8:30)++杉ノ原第3高速リフトトップ1850m(9:50)>>妙高外輪2300m(11:40)到着・・・妙高外輪2300m(13:40)出発~林道合流1340m(14:50)~杉ノ原ゲレンデボトム750m(15:05)++杉ノ原第1駐車場830m(15:20)
天気予報がはっきりせず中々行先を決めづらかったが、日曜より土曜の方がまだ良さげと見て土曜日に三田原山を滑ることに決めた。早朝、自宅の窓から妙高山のモルゲンロートが雲間から見えて、「ひょっとすると雲海になって上は良いかも」と想像した。杉ノ原ゴンドラ乗り場で、前日から「お会い出来たら」とコンタクトがあった市橋隊3名も合流。総勢14名と、あまり経験したことがない大所帯となった。
ゴンドラで登るにつれ、視界が開け青空が広がる。やはり雲海上は素晴らしい晴天。第3リフトトップから歩き始めると、どんどん暑くなっていく。雪崩地形として有名な沢を越えて稜線に出ると、周囲の山々(高妻/乙妻、北アルプスなど)が美しい。下界の曇天が信じられない青空が広がる。
途中で休んでいると、山田さんの調子が悪いとの連絡。どうやら前夜祭でハッスルしすぎた様子で外輪からカルデラへのドロップは諦めていただくことにする。ほどなく予定の外輪2300mに到着すると、カルデラへ向けて既に何本かのシュプールが確認できた。8名がドロップし、6名が外輪で休憩。ドロップ隊は川原さんに任せてのんびり動画を撮ったり近くのピークまで散歩したりして1時間半ほど過ごした。戻ってきたドロップ隊によると、外輪から見えている斜面の下の沢状地形に美味しい雪が吹き溜まって素晴らしかったとのことだった。
南面の降りから市橋隊と別れて、11名で滑り始める。三田原山南面は地図でも分かるように、かなりの標高差がある。最初中々良い雪質で快適に滑っていたが、次第に重くなると同時に樹林が濃くなり、さらにギャップが大きい地形になり、たまらず後ろから「休憩下さい」との声。池ノ峰の東を巻くことを確認して平地に降りると、ストップスノーで手漕ぎを強いられた。今年板を新調してワックスもしっかりかけている鍋倉さんの滑走性が素晴らしく、彼女が漕がなくても追いつかれてしまう。それでも、林道と長いゲレンデ滑走を終えて、第1リフトに乗ったのは15時過ぎ。無事に1日目を終えたことに深い満足感を得た。
以下、妙高外輪からカルデラ往復のリーダーを担当して頂いた川原さんの報告です。
[時間]
12:00 滑走開始 三田原山手前、外輪山2300m
12:05 滑走修了 三田原カルデラ底(南地獄谷) 2100m
12:20 登り返し開始
13:20 登り返し完了
[記録]
三田原山外輪への到着が早かったので、有志分離隊で三田原山のカルデラ内壁へのドロップを決定。先頭の偵察は川原が務め、しんがりは岩崎さんにお願いした。
地形図どおり、2200m付近に平場を挟む二段の斜面だ。
まずは一段目、非常によく走るパウダーで楽しい。本隊とともに外輪山に残留した守谷リーダーが滑走動画をとってくださった。
2200mの平場直下はノール状の急斜面で、一見すると緊張感がある地形。スキーヤーズレフト側に広がる浅いハーフパイプ状斜面を狙い、先頭はそちらにトラバースで回り込んで滑走を開始。
妙高山を正面に眺めながら、まっすぐボトムまで落とす素晴らしいロケーション。雪も柔らかくよく走る。市橋さん以下、イケイケなメンツは平場直下の急斜面に挑戦していた。
なお、風下側の吹き溜まりだったため、途中でサイズ0.5以下のスラフ雪崩が発生したが、巻き込まれなどもなく問題なし。
6人で素晴らしい斜面を堪能した。
滑走の余韻に浸りつつ、登り返しを開始。後続滑走者との交錯を避けるため、クライマーズライト側の尾根を選択。
三田原山稜線はほぼ全面にわたって巨大な雪庇が張り出しており、威圧感がある。なるべく尾根伝いを狙うが、尾根上は軟雪が吹き飛んでカチカチ。
早々にクトーをつけ、登れるラインを探りながら本隊の待つ外輪に復帰した。
3月15日(日) 神奈山
メンバー;守谷(L、記録)、金光、市橋
関温泉駐車場 880m(7:40)~国民休暇村妙高 770m(7:55)>>藤巻尾根1000m(8:45)>>森林限界1400m(10:05)~北東斜面1060m(10:35)>>森林限界1400m(11:45)~国民休暇村妙高785m(12:35)++関温泉駐車場880m(12:50)
前夜、夕食時に国民休暇村に駐車するのは止めようという話になり、集合は関温泉駐車場とし、ゲレンデを滑って国民休暇村妙高から歩き始めることに決めた。小雨のため多くの方が断念された中、山行実施に前向きだった金光さんと昨日からジョインした市橋さんの3人で藤巻山南側の尾根に取付いた。数日前にヤブは十分に埋まっていることを確認していたが、朝の冷え込みで急登の取付きは固くなっていた。ここぞ出番と直付けクトーで快調にクリアしていくと、程なく1000m以上に広がる美しいブナの樹林帯へ入って行く。前日に少し降ったのか、次第に雪質が和らぎクトーを外してグイグイ高度を稼いでいった。1400mの森林限界に達すると、少し青空も顔を覗かせた。
ここから北東方向に3~4本の広い尾根が広がるのだが、市橋さんは以前から興味があったとのこと。守谷は過去に一番北の尾根を滑っていたので、一つ南の尾根を最大300m標高差まで滑ることにして下り始めると、素晴らしい疎林帯で雪質も想像を超える快適さ。「いいじゃないですか!」とそれぞれ楽しく滑っていると、目標を越えて340m程落としていた。それでも静かな快適斜面はまだまだ続いており、2~3月はこの辺りはどこも楽しく滑れそう。次はもう一つ南の尾根を滑ってみたいところだ。
1400mの森林限界まで登り返すと数パーティが登っており、さらに上を目指すか、藤巻尾根を下っている様子。我々が楽しんだ北東斜面はあまり知らずにいて欲しいところである。藤巻尾根のブナ林を下って藤巻山を越えて林道に戻った。この尾根はどうしても取付きが急登だが、こちら側も同じような傾斜ではないだろうか。ただ標高差100mほどなので、ヤブが無ければ、これぐらいは頑張らねばならないだろう。とにもかくにも思いがけず楽しい斜面が見つかるという、楽しい山スキーの一日だった。



メンバー;守谷(CL、記録)、岩崎(SL)、菅澤、野村、川島、山田、鍋倉、金光、ふくちゃん、川原、菊地、(市橋隊)市橋、Jin(じん)、加藤
杉ノ原第1駐車場830m(8:30)++杉ノ原第3高速リフトトップ1850m(9:50)>>妙高外輪2300m(11:40)到着・・・妙高外輪2300m(13:40)出発~林道合流1340m(14:50)~杉ノ原ゲレンデボトム750m(15:05)++杉ノ原第1駐車場830m(15:20)
天気予報がはっきりせず中々行先を決めづらかったが、日曜より土曜の方がまだ良さげと見て土曜日に三田原山を滑ることに決めた。早朝、自宅の窓から妙高山のモルゲンロートが雲間から見えて、「ひょっとすると雲海になって上は良いかも」と想像した。杉ノ原ゴンドラ乗り場で、前日から「お会い出来たら」とコンタクトがあった市橋隊3名も合流。総勢14名と、あまり経験したことがない大所帯となった。
ゴンドラで登るにつれ、視界が開け青空が広がる。やはり雲海上は素晴らしい晴天。第3リフトトップから歩き始めると、どんどん暑くなっていく。雪崩地形として有名な沢を越えて稜線に出ると、周囲の山々(高妻/乙妻、北アルプスなど)が美しい。下界の曇天が信じられない青空が広がる。
途中で休んでいると、山田さんの調子が悪いとの連絡。どうやら前夜祭でハッスルしすぎた様子で外輪からカルデラへのドロップは諦めていただくことにする。ほどなく予定の外輪2300mに到着すると、カルデラへ向けて既に何本かのシュプールが確認できた。8名がドロップし、6名が外輪で休憩。ドロップ隊は川原さんに任せてのんびり動画を撮ったり近くのピークまで散歩したりして1時間半ほど過ごした。戻ってきたドロップ隊によると、外輪から見えている斜面の下の沢状地形に美味しい雪が吹き溜まって素晴らしかったとのことだった。
南面の降りから市橋隊と別れて、11名で滑り始める。三田原山南面は地図でも分かるように、かなりの標高差がある。最初中々良い雪質で快適に滑っていたが、次第に重くなると同時に樹林が濃くなり、さらにギャップが大きい地形になり、たまらず後ろから「休憩下さい」との声。池ノ峰の東を巻くことを確認して平地に降りると、ストップスノーで手漕ぎを強いられた。今年板を新調してワックスもしっかりかけている鍋倉さんの滑走性が素晴らしく、彼女が漕がなくても追いつかれてしまう。それでも、林道と長いゲレンデ滑走を終えて、第1リフトに乗ったのは15時過ぎ。無事に1日目を終えたことに深い満足感を得た。
以下、妙高外輪からカルデラ往復のリーダーを担当して頂いた川原さんの報告です。
[時間]
12:00 滑走開始 三田原山手前、外輪山2300m
12:05 滑走修了 三田原カルデラ底(南地獄谷) 2100m
12:20 登り返し開始
13:20 登り返し完了
[記録]
三田原山外輪への到着が早かったので、有志分離隊で三田原山のカルデラ内壁へのドロップを決定。先頭の偵察は川原が務め、しんがりは岩崎さんにお願いした。
地形図どおり、2200m付近に平場を挟む二段の斜面だ。
まずは一段目、非常によく走るパウダーで楽しい。本隊とともに外輪山に残留した守谷リーダーが滑走動画をとってくださった。
2200mの平場直下はノール状の急斜面で、一見すると緊張感がある地形。スキーヤーズレフト側に広がる浅いハーフパイプ状斜面を狙い、先頭はそちらにトラバースで回り込んで滑走を開始。
妙高山を正面に眺めながら、まっすぐボトムまで落とす素晴らしいロケーション。雪も柔らかくよく走る。市橋さん以下、イケイケなメンツは平場直下の急斜面に挑戦していた。
なお、風下側の吹き溜まりだったため、途中でサイズ0.5以下のスラフ雪崩が発生したが、巻き込まれなどもなく問題なし。
6人で素晴らしい斜面を堪能した。
滑走の余韻に浸りつつ、登り返しを開始。後続滑走者との交錯を避けるため、クライマーズライト側の尾根を選択。
三田原山稜線はほぼ全面にわたって巨大な雪庇が張り出しており、威圧感がある。なるべく尾根伝いを狙うが、尾根上は軟雪が吹き飛んでカチカチ。
早々にクトーをつけ、登れるラインを探りながら本隊の待つ外輪に復帰した。
3月15日(日) 神奈山
メンバー;守谷(L、記録)、金光、市橋
関温泉駐車場 880m(7:40)~国民休暇村妙高 770m(7:55)>>藤巻尾根1000m(8:45)>>森林限界1400m(10:05)~北東斜面1060m(10:35)>>森林限界1400m(11:45)~国民休暇村妙高785m(12:35)++関温泉駐車場880m(12:50)
前夜、夕食時に国民休暇村に駐車するのは止めようという話になり、集合は関温泉駐車場とし、ゲレンデを滑って国民休暇村妙高から歩き始めることに決めた。小雨のため多くの方が断念された中、山行実施に前向きだった金光さんと昨日からジョインした市橋さんの3人で藤巻山南側の尾根に取付いた。数日前にヤブは十分に埋まっていることを確認していたが、朝の冷え込みで急登の取付きは固くなっていた。ここぞ出番と直付けクトーで快調にクリアしていくと、程なく1000m以上に広がる美しいブナの樹林帯へ入って行く。前日に少し降ったのか、次第に雪質が和らぎクトーを外してグイグイ高度を稼いでいった。1400mの森林限界に達すると、少し青空も顔を覗かせた。
ここから北東方向に3~4本の広い尾根が広がるのだが、市橋さんは以前から興味があったとのこと。守谷は過去に一番北の尾根を滑っていたので、一つ南の尾根を最大300m標高差まで滑ることにして下り始めると、素晴らしい疎林帯で雪質も想像を超える快適さ。「いいじゃないですか!」とそれぞれ楽しく滑っていると、目標を越えて340m程落としていた。それでも静かな快適斜面はまだまだ続いており、2~3月はこの辺りはどこも楽しく滑れそう。次はもう一つ南の尾根を滑ってみたいところだ。
1400mの森林限界まで登り返すと数パーティが登っており、さらに上を目指すか、藤巻尾根を下っている様子。我々が楽しんだ北東斜面はあまり知らずにいて欲しいところである。藤巻尾根のブナ林を下って藤巻山を越えて林道に戻った。この尾根はどうしても取付きが急登だが、こちら側も同じような傾斜ではないだろうか。ただ標高差100mほどなので、ヤブが無ければ、これぐらいは頑張らねばならないだろう。とにもかくにも思いがけず楽しい斜面が見つかるという、楽しい山スキーの一日だった。


