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株式市場、先物・オプション市場

 米国株高にはついていけないのか!? 28,000円の攻防は続く!?

2022-11-16
 おはようございます。
 
 今朝はとてもいい天気で日中は暖かくなりそうだ。「天気に騙されるな」ということで暖かくなるかどうかは風向き次第ということなのだろうが、株式市場も暖かくなったように見えるが、果たして風向きはどっちなのか、今一つ方向感が見えていない感じだ。米国株も堅調ではあるのだが、インフレ懸念が払しょくされたわけでもなく、FRB(連邦準備制度理事会)のスタンスは変わっておらず、まだまだ簡単にはいかないだろうし、本格的な冬はこれからということなのかもしれない。

 日本市場でも決算発表を見ても円安効果が大きく、今後金融緩和が取りざたされるところでの円高懸念が出てくることにもなりかねず、これで本当に上昇相場が来るということでもないと思う。まだまだ紆余曲折はあるのだろうし、実際に景気が回復、企業業績が好調ということになれば、金融緩和を終了するわけであり、増税の気配もあるし、日銀保有のETF(上場投資信託)の問題もある。年末恒例の「来年の相場見通し」ということで日経平均が3万円だ4万円だという意見も出てくるのだろうが、そう簡単にはいかないと思う。引き続き割安銘柄の物色を続けたい。
 
夜間取引での先物も28,200円どまりということで、上値は28,200円~300円水準と考えられ、ここを抜ければ28,500円程度までの上昇は期待される。一方で下値は28,000円となっているが、ここを下回ると27,700円~800円までの下落となるのだろう。当面は27,500円までの調整はあるのではないかと思う。
 
米国株が堅調で夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物も堅調となったが、上値も重くなっており、本日の日本市場も昨日同様に方向感に乏しい展開となりそうだ。経済指標の発表などに反応することでもなく、特に手掛かりに乏しいなかで28,000円を超えれば売られ、割り込めば買われるというような状況が続くのではないかと思われる。物色対象も絞り切れず引き続き割安銘柄の水準訂正に期待し、目先的に好決算発表などで買われたものが手仕舞い売りに押されるということなのだろう。
 
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