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株式市場、先物・オプション市場

 26,000円割れから始まりそうだが・・・ 年初の買い、月初の買い、連休明け高アノマリーに期待!!

2023-01-04
あけましておめでとうございます。
 
 大発会の朝はとてもいい天気だが相変わらず寒い朝となった。それでも大発会の朝にふさわしい好天と言える。ただ、株式市場は年末年始の夜間取引で日経平均先物が売られ、再び大台の26,000円を割り込むような勢いだ。今年も昨年同様に波乱含みということなのだろうが、よくよく考えてみると特に何が変わったということでもなく、昨年末にかけての悪材料がそのまま持ち越されているという状況だ。インフレ、そして金融緩和の終了、さらに年末年始で地政学リスクが高まるという状況のなかでは買えないということなのだろう。

 ただ、一方で買われすぎ銘柄の修正安が進んでおり、現在好調な業績とされている企業が割高となるような状況でもないのだと思う。現在割高感がない企業の業績が落ち込むようなことであれば金融緩和の終了が止まることになるのだろう。ただ、地政学リスクが現実的な戦争というような事態になれば投資どころではないということになると思う。「遠くの戦争は買い、近くの戦争は売り」ということでもあり、当事者となってしまえばスタグフレーションは免れないだろうし、金融政策だけでの株式市場の下支えは無理だと思う。インフレ懸念や個々の企業の業績懸念は対処できると思うので何よりも地政学リスクが払しょくされることが期待される年の初めだ。
 
年末は何とか26,000円台を割り込まずに終わったが年初は26,000円割れから始まりそうだ。年初の買い、月初の買いに加え、「26,000円を割り込んだら買い」というような買いが見られるかどうかということになる。当面は26,000円の攻防で26,000円台前半での保ち合いが続くのだろう。
 
年末年始に米国株が冴えない展開となり、夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物が売られたことから本日、年明けの日本市場も売り先行となりそうだ。特に売り急ぐ材料もなく、月初の買い、年初の買いも期待されることから底堅さが見られれば買い戻しも入るのだろうが、空売りが積み上がっているということでもなく、戻りも鈍いのではないかと思う。今年はいよいよ金融緩和の終了となる年でもあり、業績相場に移行できるのかどうか、個々の企業業績次第という相場展開なのだと思う。好業績銘柄に注目だ。
 
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