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株式市場、先物・オプション市場

 昨日の高値、安値をどちらに抜けるかで方向が決まるだろう・・・

2023-06-27
おはようございます。
 
 今朝も薄曇りでまだ梅雨の中休みという状況だが、かなり蒸し暑い状況だ。株式市場も調整局面となっており、まだまだ下値模索が続くということなのだろう。暴落懸念はないものの、買い上がるだけの材料もなく何か特別に材料が出ない限り冴えない展開が続くものと思われる。空売りの積み上がりも一服感がでており、指数を押し上げるだけの買戻しも一服となっている感もある。ただ、一方で売りが売りを呼ぶようなほど空売りが減少していないという状況で底堅さも見られるだろう。

 ここのところは1日のうちでもいったん買い上がる動きになったり、一気に下落したりと一方向に動きやすくなっており、明らかにここまで指数を押し上げた状況とは変わっている。後は調整が日柄の調整で済むのか、大きく下落しての値幅調整となるのかが注目されるが、今回の調整においては日柄調整となり、今度日銀のスタンス変更などがはっきりとすれば大きな値幅の調整となるのだろう。それまでは戻れば売りという一方で下がれば買いという感じでの保ち合いなのだろう。空売りが一気い減少するようなことがあれば、売りが売りを呼ぶ展開で値幅調整となることもあるかもしれないし、下がらない状況で空売りが積み上がれば再度急騰相場となるのだろう。

円安を嫌気するような動きも出ており、上値は重くなりそうだ。上値は32,800円をしっかりと抜けるかどうかということであり、下値は32,500円水準と考えられる。大きな流れとしては上昇一服での調整ということで、33,800円が当面の高値となりそうだ。下値を試す動きと思われるが、32,000円前後、あるいは31,500円あたりまでの下落もあるのではないかと思う。
 
米国株が冴えない展開で夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物が売られたことから本日の日本市場も売り先行となりそうだ。まだ指数に影響の大きな銘柄に空売りが積み上がっており、昨日のように売り先行となっても下げ渋りとなるのだろうが買い材料にも乏しいことから月末の手仕舞い売りが嵩んで下げが加速されるようであればいつ大きな下落となってもおかしくはないだろう。日経平均VI(ボラティリティ・インデックス)が急騰するような下落となれば売りが売りを呼ぶような展開になるのだろう。逆に下げ渋りから買い戻しを急ぐ動きになれば案外堅調な展開となりそうだ。
 
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