八経ヶ岳 新人冬山体験

2015-01-13
コースタイム 1月11日(日)熊渡7:45ー金引橋8:40−稜線11:45ーナベの耳付近13:00(テント泊 宴会) 12日(月)下山 スタート8:25ーカナビキ尾根分岐付近9:15ー金引橋10:40ー熊渡11:30

スマイル師匠、キツネさん、はむくん(私)にK会のOさん、T氏、K氏を加えた6名
で大峰八経ヶ岳に行ってきました。12日の天気予報が悪かったことから11日の段階で頂上まで行かないことにし、テント設営地も日裏山付近ではなく、下山のことを考え頂仙岳手前のナベの耳付近に変更しました。そして豚肉や鶏肉の味噌鍋をつつきながらの小宴会。とっても楽しい時間をすごしました。
 私は比良方面にトレッキングシューズ&6本爪アイゼンで2回ほど日帰りで行ったことがあるだけの雪山初心者でして、もちろん冬の山でのテント泊もはじめて。マイナス5度や10度といってもどんなものかわからずあれこれつめると自分のザックに入りきらないぐらい荷物が多くなり、あまり重いのは無理、だけど「寒かったらどうしよう」と直前にあーだこーだ不安な数日を過ごしました。
 そして行ってみて「いやーしんどかった、でも楽しかった」という感想です。荷物が重い、足が雪に埋まる、寒いけど歩いていたら暑くなってくるし、濡れたら冷たいし、あたりまえのことばかりですがもー、とにかく1日目の上りはきつかったです。しかしテントの場所を決めてからは楽しいことばかりでした。テントは2つ張ったのですが、1つのテントに集まって、まず雪からの水作り。雑誌などでは見たことがありますが「うわーこうするんや」と感激、それからおいしい鍋とそれをいただきながらいろいろな山の話。夜中に時折ビュービューと吹雪いていても寒さを感じることなく眠ることが出来ました。2日目の下りはパウダースノウのなかを駆け下りるところもあり初日バテバテの私も元気に無事下山できました。
 初日にスコップで雪を掘ってテントのための整地をみんなでしていた時に、横を通りがかった人が「なんか楽しそうですね」と言われたのが印象的でした