武奈ヶ岳2月8日

2015-02-10
8日に武奈ヶ岳に登りました。
参加者はスマイルさん(リーダー)ふれんずのタカ、fujiChan、リエサン、キツネさん、はむくんの6名。
参考タイム 比良駅(9:10)-大山口(10:15)-北比良峠(12:00)-ヤクモ池付近(12:20)-広谷小屋からの小ピーク(13:40)-武奈ヶ岳山頂(14:25)-金糞峠(15:40)-大山口(16:30)-比良駅(17:20)

小雨まじりのなんとなく嫌な天気の中をスタート。登山道に入る頃には雨もやみダケ道をひたすら登ります。アイゼンを付けずキックステップの練習、練習。無駄な力がはいるのかやはり雪道は歩きにくくてしんどいですが、先日の八経ヶ岳と違い荷物が軽いのが何よりでした。
あまり新雪はなくちょっと湿った雪、お昼ごろ「2時半まで行けるところまで行って引き返そう」と出発。広谷小屋を過ぎたあたりからが本日のハイライトでした。
トレースのない道を小ピークめざして交代でラッセル。スマイル師匠は「腰から胸あたりまでの雪」を予想されていたのですが、それより少なくて「膝ぐらいまでの雪」でした。そのために小ピークに午後1時40分頃に到着。ここからの眺めは素晴らしかったです。雲のすき間から青空が時折見えて武奈ヶ岳の雄姿が現れました。北稜(と思うのですが)の雪庇もくっきり見えました。
「これやったら2時半までに登頂できるぞ」みなさん気合を入れ直し、ラスト150メートルほどの上りを頑張りました。私はバテバテでほとんど後ろからついていっただけなのですが、ちょっとだけ先頭も歩かせてもらいました。ここも膝位までの雪でしたが足の重いこと重いこと。それでも稜線目指して歩くときの気分は最高です。冬山の経験は殆ど無いのですが、これまでは本日のダケ道も含め「雪道歩き」という感じなのに対し、この山頂直下は「雪山登山」(これで雪山といったら怒られるのかもしれませんが)という感じがして素晴らしかったです。人が歩いている姿も格好よく、特にラッセルでお世話になったfujiChanさんが稜線に上りつめる後ろ姿には感動しました。
山頂に着くとものすごい西からの強風が吹き付けてきました。ちょっとした吹雪の中を一気に駆け下り、金糞峠からの下りはアイゼンを付け、明るいうちにみな無事に下山しました。大山口からはまた雨が降っていましたが、山の中の天気がまずまずで良かったです。みなさんありがとうございました。写真がなくて、すいません。その代わりにたぶんここらへんを通ったのではないかというルート図をアップします。間違っていたらご指摘ください。