比良(雪中テント泊)

2017-02-15
■日時:2/11(土)~2/12(日)
メンバー:スマイルさん(リーダー)、キツネさん、はむくん(私)の3名
参考タイム:11日(土)比良駅(9:30発)—別荘地登山口(10:25着・・ワカン装着&休憩・・10:40発)—ノタノホリ(11:25)—960m付近テン場(15:45)
12日(日)出発(9:15)—堂満岳 頂上(10:35)—ノタノホリ(12:25)—別荘地登山口(13:00)—比良駅(13:45)

 比良にテント泊で行ってきました。木・金曜から「この冬最大級の寒波襲来」で大雪となっており、目標を武奈ヶ岳・釣瓶岳から堂満岳に変更しました。1月の釈迦ヶ岳のラッセルもきつかったですが、さらに今回は荷物も重く、ヘトヘトになりました。しかし楽しいテント山行でした。
 比良駅より。このときだけ快晴
 先行のパーティーがあり、ノタノホリまでは快適。「これやったら今日中に頂上までいけるかも」という感じでした。615のトラバースを過ぎ谷に降りたあたりで先行グループに追いつきました。日帰りの3人組と、単独テント泊の男性です。日帰りのグループは「休憩していく」とのことで、そこから単独行の男性と我々の合計4人が交代でラッセルすることになりました。急斜面を直登していきます。釈迦ヶ岳で経験済みとはいえまだラッセルがうまくできません。なんか、もがくばっかりでちっとも進みません。スマイルさんはもちろんのこと、この単独の男性の方も経験、馬力とも素晴らしい持ち主でこの二人からはセカンドなのに置いて行かれました(T_T)
 ヨロヨロになりながら3時過ぎまで頑張り、「頂上直下もむりやなあ」ということで適当な場所を見つけ本日はそこまでということになりました。もう歩かんでいい、あーしんど。
 4,5人用のテントのため整地に少し時間がかかりましたが、無事設営も終わりテントの中に。この時の喜びはどう表現したらいいでしょうか。ペラペラの布1枚(フライがあるので2枚か)なのに暖かくて「助かった」感で満ち溢れました。中ではプチ宴会と何を話したかほとんど忘れているけど面白かった話(キツネさんの装備談義など)で楽しく過ごしました。
 次の朝、夜中に積もった雪で昨日先に行かれた男性のトレースも見えません。さらに大雪になってきたので「もう下山しよう」ということになりました。しかしのんびり準備をしていたら雪がやんでしまい(笑)「これはもう行くしかない」ということで頂上めがけて進み出しました。少し進むと男性のテント場跡に着きそこから頂上まで今日のトレースがあります。ホント助かりました。
 もうすぐ頂上
頂上に着くとその方が休憩されており「もうちょっと早く来てくださいよー、もうラッセルはやりたくない(笑)」感謝、感謝です。
 やったー、頂上
頂上から金糞峠をまわろうかとも考えたのですが、雪が深いので4人で安全に来た道を下山することにしました。私達のテン場から下は昨日のトレースが殆ど消えており、下りとはいえ大変でした。登ってきた人と出会ったときは助かりました(今回どれほど“助かった”か)。
 そして早い時間に皆無事で下山することが出来ました。吹雪ではなかったですが、雪の中を歩く大変さを実感した山行でした。