今季最強寒波の釈迦ヶ岳

2022-12-19
山行日:12月18日(日)※前夜泊
メンバー:スマイルさん(L)・トシさん(SL)・ひーぼーさん・ノジマ(記録)
CT:前鬼林道ゲート06:38→07:12小仲坊07:21→08:33二ツ岩08:51→10:04太古の辻→10:36深仙ノ宿11:07→12:08釈迦ヶ岳12:17→12:53深仙ノ宿→13:42太古の辻13:47→14:42二ツ岩14:49→15:56小仲坊16:08→16:40前鬼林道ゲート

リモートワークですっかりインドア派になりつつある最近。「このままでは雪山装備を使わないまま春になるのでは…?」と心配になり、スマイルさんに活を入れてもらうつもりで、釈迦ヶ岳企画に参加してきました。

前日17時集合で現地着は22時頃。恒例のおでん宴会では「明日は大荒れですね♪」と嬉しそうなスマイルさんとひーぼーさんにドン引き。ひーぼーさんに至っては、わざわざキャラバン横にテントで「霞沢の予行演習」されるという真正の山バカぶりを発揮されておりました。

翌朝は小雪舞う中、6時30分にスタート。小仲坊の朝の笛が響き渡り、神聖な冬山の始まりを感じました。

太古の辻手前までは風も弱く、順調に二ツ岩まで到着。そこでアイゼンを装着しましたが、そこからが難儀。何とも微妙な雪の量で、岩ゴロが分からない、けど踏むと足がぐにゃる。一人チェーンスパイク利用のひーぼーさんはサクサク♪あ~やっぱりチェンスパ持ってくるんだったなぁ~

太古の辻からは強風地獄。んもぉ~寒い!!手が!足が!ちぎれるんちゃうか!?と真剣に不安になりました。


風はだんだんきつくなり、雲が流れたので遠景も見えてきましたが、景色を楽しむ余裕なんか、ありゃしない。ひたすらにひーぼーさんのトレースを「一歩、一歩」と追いかけるだけです。


長い長いアップダウンを繰り返し、白く輝くお釈迦様にお会いできたのは、スマイルさんはじめパーティ皆様のサポートがあっての事。誠にありがとうございました。


と、ここで終わりではないんですよね。下山しなければ。山頂2分ですぐに折り返しますが、風はどんどんキツくなり、体力はどんどん奪われ、足はぐにゃぐにゃで、コースタイムは遅くなるばかり。。。

駐車場に戻ってきたのは、闇下山ギリギリの16:30過ぎ。急いで登山装備を解除、車チェーンを装着、電波の届くところまで下山できたのが17:30過ぎ。緊急連絡先のマングースさんにも、ご心配をおかけしてしまいました。すみませんでした。

活を入れてもらい過ぎて「今季の冬山はこれで終了」と思ったりしてますが(笑)、ひさしぶりに「しんど楽しい」山登りができました。ありがとうございました。