主な活動場所
横浜市鶴見区社会福祉協議会の
団体交流室

 健幸5

2023-10-17

皆様、お元氣ですか?
健幸は、まず心の健康から始まりますが、心は脳にあると思っていいでしょう。その脳ですが、生まれたときは純粋で愛情一杯です。そのうち色々なことを経験して、知識も増えます。その知識が問題です。確かに多くの知識があると便利ではありますが、暗記脳が優位だったり、計算脳が優秀であっても、あまり価値はありません。それよりも愛情脳を発達させることが大切です。
多くの現代人が精神的に悩むのは何故でしょうか?ほとんどが愛情脳か計算脳かで悩むからです。愛情脳は原始脳と言ってもいいのですが、人類愛である本能です。誰もが愛情があって生まれて来たのです。この愛情脳を普段から使うようにしていれば良いのです。困っている人を助ける。明るく挨拶をする。誰にでも感謝をする。こうしたことを続けていれば愛情脳はどんどん成長します。何かを判断するときも「これが他人にとって愛を示すことになるか?」と考えて判断すれば良いのです。
反対に計算脳は損得しか考えません。自分にとって利益が得られるか、他人より優位になれるか、自分にとって快楽なのか、等々一時的な幸せでしかありません。ここでドーパミンが生成されて気分が良くなりますが、すぐに、元にもどるのでもっともっとと限りなく欲求を求めようとします。
愛情脳は違います。他人の益を最優先して、世のため、人のために働きます。そうすると他人は、とても良くしてくれたので恩返しをしたいと思い、そのようにしてくれます。その時にオキシトシンやセロトニンが生成されて、深い満足感が得られます。その満足感はかなり持続するので、さらに良いことをしようと、好循環が生み出されます。
こうした愛情脳優先の人は幸せが持続します。皆様の周りにもそのような人がいませんか?いつもニコニコしていて、嫌な作業にも進んでする人、困難な状況にあっても将来を楽観的にみれる人、なんだか近くにいると安心できる人、そのような人は愛情脳優位です。
反対に、いつも怒っている人、計算高くて嫌な作業を逃げる人、困難な状況で何もしない人、近づきたくない人、そのような人は計算脳優位の人です。
幸せそうな人の近くにいて、その人の言動を真似れば愛情脳優位になれると思います。そのような人が沢山いれば、その場はとても幸せのオーラで囲まれていることでしょう。喧嘩や犯罪が起こることもありません。噂話や嘘がはびこることもありません。だましたりへつらったりすることもありません。
このような社会は、皆様がそのようになると固く信じて実行すれば実現します。愛情脳優位の人達の集まりは、とても素晴らしい社会になるでしょう。犯罪や戦争もなくなります。貧困や食糧不足もなくなるでしょう。何しろ全員が他人のために不足していることを助けるわけですから。このような社会を目指して、皆が努力すれば夢がかないます。それぞれが自分の得意分野で働くのです。働くのは傍を楽にするのです。