主な活動場所
横浜市鶴見区社会福祉協議会の
団体交流室

 健幸7

2023-10-19

皆様、お元氣ですか?
心と身体のつながりの重要性を考えています。
睡眠は質が重要であること、熟睡して目覚めが爽やかになる方法をお伝えしました。自分に合った方法を色々試して、良さそうな方法を取り入れましょう。そして、自分に合った睡眠ができるようになれば心も落ち着き、体もリフレッシュできているはずです。
睡眠は、体の疲労回復だけでなく、脳の情報整理をしてくれることが解っています。なんと睡眠時間が少なくて睡眠の質が良くないと認知症を発症する可能性があるようです。脳にβアミロイドが蓄積するのが、アルツハイマー型認知症ですが、睡眠の質が良ければこのβアミロイドを排出してくれるそうです。脳の機能が低下したくないのであれば、睡眠の質をあげることがよさそうです。
睡眠するには、以前6つほどの方法を伝えましたが、環境面も大切です。まず、寝室ですが、すっきりと整理されているでしょうか?基本的に寝室は寝るための場所です。そこに仕事の道具や趣味の道具や家事の道具が見えるところにありませんか?そうしたものが目に入ると脳は休むことができなくなります。ですから、一切のものを隠してください。睡眠に必要なものだけにしておくことが肝心です。
寝具も自分に合った、快適なものにしましょう。日本人はもともと畳での生活が永かったわけですから、和室で布団が好ましいと思います。布団も柔らかすぎず硬すぎず、寝返りがしやすいものが敷布団として最適です。掛布団は羽毛が良いと思いますが、厚すぎず薄すぎず、お腹を冷やさない工夫が必要です。腹巻も選択肢に入れて良いと思います。枕ですがこれがとても重要です。自分の首のカーブに合った枕にしましょう。そうでないと首を支えることができず、神経が通っている頸椎に無理がかかってしまいます。枕は首を支える物ですから、自分の首のカーブに合うように調整ができるタイプが良いと思います。例えばパイプ枕やビーズ枕や昔ながらのそば枕ですね。寝返りもしやすい大き目のものが良いかもしれません。
次に寝室の色調です。なるべく落ち着く色合いのものでまとめましょう。いわゆる寒色系の色になりますが、冬場は寒そうに感じますので茶色系でも良いかもしれません。
寝室の温度・湿度も重要です。季節に合わせて暑すぎたり、寒すぎたりしないようエアコンでコントロールしましょう。梅雨時は除湿も必要でしょう。
基本的に、寝る前はテレビやネットでの映像は見ないようにしましょう。寝酒もよくありません。途中覚醒してしまうからです。飲むなら、温かい牛乳か湯冷ましくらいでしょう。
このようにして環境が整えば熟睡できるようになるはずです。
あとは、あまり寝れないことを考えず、今日も一日お疲れさまでした、と体に感謝してください。そして、このようにして寝れることに感謝しましょう。そうすると心が落ち着いてきて、寝入ることができます。おやすみなさい。