だんご焼き_令和7年
2025-01-14
【小園の”だんご焼き”を大切に!】
だんご焼き(どんど焼きとも呼ばれます)は、正月のしめ縄や門松などを持ち寄って燃やし、その炎でだんごを焼いて食べ、1年の無病息災を祈願する小正月の伝統行事です。
小園地区内では、4カ所(小園バス停付近の古東海道、小園台第一公園、赤坂、子之社)で毎年1月14日に実施しています。
■古東海道
小園バス停付近の古東海道では、栗原さんや内藤さんらによってだんご焼きが実施されました。ここでは、古東海道入口に祀られている “道祖神”にお神酒を供え、“のぼり旗“を立てて、だんご焼きが実施されます。
石造物を調査されている小川さんによると、ここの“道祖神”は宝暦6年(西暦1756年)作で、綾瀬市内では5番目に古く、非常に貴重なものだそうです。また、“のぼり旗“を立ててのだんご焼きは、今では綾瀬市内でここだけとの事でした。管理されている栗原さんによると、ここの”のぼり旗“は明治24年(西暦1891年)のもので、当時は1反の布から小園4か所の”のぼり旗”が作成されたそうですが、現存するのはここだけになってしまったそうです。

■小園台第一公園
昨年、強風のため翌日に延期となった小園台第一公園のどんど焼き。今年は良い天気に恵まれました。午後2時になりいよいよ点火!持ち寄られた正月飾りやお守りをくべていくと炎がどんどん大きくなっていき、時々「パアン」と破裂音をさせながら勢いを増していきました。
写真:
おだんごをアルミホイルに包み、火のそばに置き、焼けるのを待ちます。焼き加減は確認できないので、勘を頼りに取り出してみると上手に焼き色がついていました。写真:
取り仕切っていただいた世話人の皆様のおかげで行事を無事に行うことができました。大変お疲れ様でした。
■赤坂
赤坂のどんど焼きは15時に点火の予定でしたが、下校した子ども達の参加を待って、中村さんがやぐらに御神酒をかけて火をつけました。
写真:
真っ直ぐに炎があがり無病息災を祈りながらお酒が振る舞われました。伝統行事を守る方々は、「年々お飾りの量も減っていて、また、ゴミ集積所にゴミとして捨てられるお飾りをみるのは忍びない」と嘆いていらっしゃいました。ぜひどんど焼きにご参加ください。
だんごに混じってスルメイカが焼かれているところがなんともほのぼのした時間でした。写真:
■子之社境内
子之社境内のだんご焼きは、小園1・3・5・6区の世話人で実施します。子之社の駐車場に設置された「小園子之社収集箱」に収めきれないほど積み上げられた正月飾りやお札等のビニールやプラスチック・金具を分ける作業からだんご焼きの準備は始まります。世話人の方は、「今年は量が多いな」と大きな門松を持ち上げて燃えやすいようにばらしながら話していました。また、プラ袋に入れて持ち込まれる正月飾りが多いので、できれば可燃の紙袋に入れてもらえると手間が省けて助かりますとも話していました。写真:
だんご焼きが始まると、だんごを枝に刺してご近所の方々が集まって来ました。皆さん、慣れた手つきで上手に直火を避けて遠火でだんごを焼いて、ゆっくりと焦げ目を付けて持ち帰っていました。写真:
また、だんご焼き実施の回覧を見て、先が分かれている長い枝のみを持って来た人もいて、「だんごは自分で作って刺してくるの?」と戸惑っていましたが、常連さんにだんごの作り方を教えてもらい、「自治会行事には参加したことがあるけど、だんご焼きは知らなかったので、来てよかったです。温かくて煙くて楽しかった。来年はだんごを作ってきます」と用意されていたお菓子を頬張りながら笑って話していました。
今年は、例年より燃やす量は多かったようですが、だんごを焼きに来る人が少ないようでした。だんご焼きの習慣、伝承行事は、大切にしたいですね。
炎に手をかざして、今年一年を健やかに過ごせますようにと願った「だんご焼き」、煙が目に染みて大変でしたが、天に舞い上げる炎にパワーをもらいました。写真:
※その他の写真はこちら→
だんご焼き(どんど焼きとも呼ばれます)は、正月のしめ縄や門松などを持ち寄って燃やし、その炎でだんごを焼いて食べ、1年の無病息災を祈願する小正月の伝統行事です。
小園地区内では、4カ所(小園バス停付近の古東海道、小園台第一公園、赤坂、子之社)で毎年1月14日に実施しています。
■古東海道
小園バス停付近の古東海道では、栗原さんや内藤さんらによってだんご焼きが実施されました。ここでは、古東海道入口に祀られている “道祖神”にお神酒を供え、“のぼり旗“を立てて、だんご焼きが実施されます。
石造物を調査されている小川さんによると、ここの“道祖神”は宝暦6年(西暦1756年)作で、綾瀬市内では5番目に古く、非常に貴重なものだそうです。また、“のぼり旗“を立ててのだんご焼きは、今では綾瀬市内でここだけとの事でした。管理されている栗原さんによると、ここの”のぼり旗“は明治24年(西暦1891年)のもので、当時は1反の布から小園4か所の”のぼり旗”が作成されたそうですが、現存するのはここだけになってしまったそうです。

■小園台第一公園
昨年、強風のため翌日に延期となった小園台第一公園のどんど焼き。今年は良い天気に恵まれました。午後2時になりいよいよ点火!持ち寄られた正月飾りやお守りをくべていくと炎がどんどん大きくなっていき、時々「パアン」と破裂音をさせながら勢いを増していきました。
写真:おだんごをアルミホイルに包み、火のそばに置き、焼けるのを待ちます。焼き加減は確認できないので、勘を頼りに取り出してみると上手に焼き色がついていました。写真:
取り仕切っていただいた世話人の皆様のおかげで行事を無事に行うことができました。大変お疲れ様でした。
■赤坂
赤坂のどんど焼きは15時に点火の予定でしたが、下校した子ども達の参加を待って、中村さんがやぐらに御神酒をかけて火をつけました。
写真:真っ直ぐに炎があがり無病息災を祈りながらお酒が振る舞われました。伝統行事を守る方々は、「年々お飾りの量も減っていて、また、ゴミ集積所にゴミとして捨てられるお飾りをみるのは忍びない」と嘆いていらっしゃいました。ぜひどんど焼きにご参加ください。
だんごに混じってスルメイカが焼かれているところがなんともほのぼのした時間でした。写真:
■子之社境内
子之社境内のだんご焼きは、小園1・3・5・6区の世話人で実施します。子之社の駐車場に設置された「小園子之社収集箱」に収めきれないほど積み上げられた正月飾りやお札等のビニールやプラスチック・金具を分ける作業からだんご焼きの準備は始まります。世話人の方は、「今年は量が多いな」と大きな門松を持ち上げて燃えやすいようにばらしながら話していました。また、プラ袋に入れて持ち込まれる正月飾りが多いので、できれば可燃の紙袋に入れてもらえると手間が省けて助かりますとも話していました。写真:
だんご焼きが始まると、だんごを枝に刺してご近所の方々が集まって来ました。皆さん、慣れた手つきで上手に直火を避けて遠火でだんごを焼いて、ゆっくりと焦げ目を付けて持ち帰っていました。写真:
また、だんご焼き実施の回覧を見て、先が分かれている長い枝のみを持って来た人もいて、「だんごは自分で作って刺してくるの?」と戸惑っていましたが、常連さんにだんごの作り方を教えてもらい、「自治会行事には参加したことがあるけど、だんご焼きは知らなかったので、来てよかったです。温かくて煙くて楽しかった。来年はだんごを作ってきます」と用意されていたお菓子を頬張りながら笑って話していました。
今年は、例年より燃やす量は多かったようですが、だんごを焼きに来る人が少ないようでした。だんご焼きの習慣、伝承行事は、大切にしたいですね。
炎に手をかざして、今年一年を健やかに過ごせますようにと願った「だんご焼き」、煙が目に染みて大変でしたが、天に舞い上げる炎にパワーをもらいました。写真:
※その他の写真はこちら→