お楽しみ昼食会_小園地区社協7年度

2025-10-29
【明日への励みにつながった鳴子の共演】
 10月29日(水)本郷老人福祉センターで小園地区社会福祉協議会(小園地区社協)主催の「お楽しみ昼食会」が開催されました。小園地区在住の80歳以上の皆さんをお誘いしましたところ72名の方が参加され、昼食を召し上がった後、カラオケや民謡などで楽しいひとときを過ごしていただきました。

 山内会長のあいさつから始まり、鈴木綾瀬市社会福祉協議会会長と若野小園自治会副会長のあいさつに続いて、参加者を代表して矢部彰孝さんの乾杯で会食がスタートしました。テーブルには小園食生活改善推進協議会(小園食改)の皆さんの心のこもった手作りの豚汁、城址まんじゅう、紅白寒天、漬物などの料理とお弁当が皆さんを歓迎しておりました。

 山内会長は小園地区社協への協力に対して謝意を表した上で、本日のお楽しみ昼食会は、「ともに支えあうまちづくり」の理念に基づいて令和7年度事業計画のひとつであります。昼食や余興などを楽しみながら、懇親を深めてください。とあいさつしました。

 鈴木市社協会長は市社協への協力に対して謝意を表した上で、山内会長はじめスタッフの皆さんの尽力により、本日の昼食会を開催されましたことに感謝いたします。この会ができるのは地域皆さんの理解と協力があるからと存じます。もっと住み良いまちにするため、機会を捉えて地域の皆さんへ地区社協や自治会などへの参画を呼びかけていただければ幸いです。
 全国には百歳以上の高齢者が10万人おりますが9割が女性です。女性の長生きの秘訣は「よく食べて、よく喋って、おしゃれを忘れない」と言われております。元気で楽しい毎日を過ごすために皆で実践しませんか。
これからも、相互に協力して、障がいのある方も、高齢の方も、若者も、子ども達も安心して暮らせる〝まち〟をみんなでつくりましょう。とあいさつされました。

 若野小園自治会副会長は自治会への協力に対して謝意を表した上で、参加された元気な姿を拝見してパワーをもらいました。私も健康を保持するため自治会館で週2日卓球を行っております。興味のある方ぜひお立ち寄りください。本日の昼食会を企画・実施していただいた地区社協の皆さんに感謝いたします。とあいさつされました。

第2部は、カラオケと潮貴会の皆さんの民謡で会場は盛り上がりました。

はじめは、喉に自信のある面々が〝長良川演歌〟などの昭和歌謡を披露し、こぶしの効いた声が会場に響き渡りました。
 続いて、潮貴会の皆さんが太鼓、三味線、笛の演奏にあわせて、日頃鍛えた喉を披露してくれました。会場に響き渡る美声や太鼓、三味線は参加者のお腹にドスンと響いたようです。
演奏は〝花笠音頭〟から始まり、潮貴会オリジナルの「津軽組曲」の演奏では三味線の音色が会場を魅了しておりました。〝秋田大黒舞〟では参加者も鳴子とかけ声で共演して大いに盛り上がりました。締めは〝北海盆唄〟をみんなで大合唱して、日頃のうっぷんを晴らしていたようです。
「腹から出す声に感激して涙がほろり。」などの感極まった御婦人も。
稽古は土曜日(月2回)の綾北福祉会館で太鼓と民謡を楽しくレッスンしており、参加は自由ですので気軽に遊びに来て下さいとのことです。

 小園食改の皆さんの手作り料理は、参加された皆さんが大満足で、具沢山の豚汁は〝我が家の味とはひと味違うのよね〟と大好評でした。手作り紅白寒天、漬物も完食されておりました。「城址まんじゅう」(郷土伝承料理)は素朴で甘さ控えめでとても美味しいとの声に応えて今年も食卓に彩りを添えました。

 参加者からは「三味線の音色に感激した。料理も出し物も最高でした。特に豚汁がうまかった。今日は久しぶりに笑顔になれたよ。車イス生活ですが皆さんの助けによって参加出来たのがうれしい。子育て時代の友人と50年ぶりに再会できたのが良かった。」などの声が聞こえてきました。
 スタッフからは「近所の繋がりが大切です。たくさんの方にこのような場所に来ていただき、いろいろな方と地域の輪を広げて欲しいです。」との声も。

 この催しには、小園食改、小園地区社協のスタッフ20名ほどが関わり、特に小園食改の皆さんは前日から準備を始め、当日は早朝から活動してくれました。小園食改の皆さんのご尽力には〝感謝〟のひと言です。

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小園地区社協広報部会 大和田